学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

授業紹介08:身体科学の基礎

 人間科学科では数多くの授業が開講されています。1年生では基礎的な内容の科目、学年が進むとともに発展的応用的な内容の授業が多くなります。ですから1年生は春学期には、人間科学の基礎、心理学の基礎A・B、社会学の基礎A・Bなど学科での学習のスタートとなるべく基礎的な内容に関する授業を受講します。その後に受講する科目を理解するうえで重要なものばかりです。そして秋学期はそこから少し発展的、応用的な内容を含んだ授業が開講されますので、1年生も少し専門的な授業内容に触れることができます。私が担当するこの「身体科学の基礎」という授業も秋学期に開講されています。授業名称に「基礎」とありますので基礎的なものと理解してもらえると思います。ただし心理学や社会学を学ぼうとしている学生の「興味」という点からみるとちょっと異質に感じる内容かもしれません。
 授業内容は人体の構造と機能について学ぶというものです。初歩的な解剖学的そして生理学的な内容となります。これまではほとんど関心がなかったと思われる骨や筋肉、内臓、神経などのしくみや働きについて講義しますが、今挙げたものすべてが皆さんのからだに存在するものです。それらが一生懸命働いてくれることで私たちは元気に暮らすことができるのですから、からだに対する感謝の気持ちを持って学んでもらえれば、と思いながら授業をしています。写真は関節(左;肩関節、右;股関節)の標本模型です。
(文責 内田)
  

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