学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

「社会調査演習Ⅰ・Ⅱ」で横田基地日米友好祭に参加しました(2026.07.22)

人間科学科では、基礎演習科目として、「心理学実験基礎演習Ⅰ・Ⅱ」、「身体科学実験基礎演習」、「社会調査演習Ⅰ・Ⅱ」を開講しています。
これらの演習では、実験や調査の企画・設計、実験や調査の実施、レポートの執筆までと、実験・調査の一連のプロセスを学びます。
今回は、「社会調査演習Ⅰ・Ⅱ」の畑山クラスについてご紹介します。

2026年度の「社会調査演習」は5つのクラスがあり、それぞれ多様なテーマ、方法で社会調査のプロセスを学んでいます。
畑山クラスでは、「多様な東京をフィードワークする:東京の米軍基地」をテーマに、横田基地の周辺地域である福生市を主なフィールドとして、歴史と現在を結びつけながらフィールドワークを進めています。

この授業の一環で、2026年5月17日(日)に行われた、第50回横田基地日米友好祭(50th Yokota Air Base Friendship Festival)に学生とともに参加しました。
目的は、米軍基地の施設を実際に観察することと、友好祭の来場者にはどのような特徴があるのかを調べることです。

事前に米軍基地の基礎的な学習を行ってから現地に赴きましたが、学生は米軍基地の敷地内に入るのは初めてであり、セキュリティの厳重さと敷地の広大さに驚いていました。
また、基地の中には学校やスーパーなど、日常生活を見て取れる箇所が多くあり、基地の中に街(都市)が広がっていました。
このような様子を観察できたことで、普段はフェンスやゲートによって区切られている「異世界」が、決して異世界ではなく、そこに普通の人びとの生活が営まれていることを理解することができます。

そして、友好祭はピザやハンバーガー、ホットドッグなど、100近くのブースで賑わっていました。
来場者は多様な人種・民族の人びとがおり、さらに小さな子どもを連れたファミリーも多いという特徴がありました。
友好祭はまさに「ハレの空間」として、特別な1日を楽しむ人びとで溢れていました。

しかし、飲食のブースとは異なるエリアに、さまざまな戦闘機が展示されています。
目の前に展示されたオスプレイの機体は、ここが米軍基地内であることを強く意識させるものでした。
「祝祭空間として楽しむ友好祭」との強烈なコントラストに圧倒された時間でした。

今回の友好祭への参加は、学生にとって貴重な機会となりました。
今後は、米軍基地の近くで働き、暮らすことについて、地域の方々を対象とした調査を進める予定です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                           文責:畑山

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