学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

4年生福井ゼミ・松本ゼミ・白木ゼミ合同 卒論中間発表会

727日(木)に、日本史コースの福井先生・松本先生・白木先生のゼミ合同で4年生の卒業論文の中間発表会を行いました。その様子を写真も交えてお伝えします。

当日は1500からの開催でしたが、4年生の他、各先生の専門演習を受講している3年生も参加していました。

先生方から開会に際しての挨拶をいただいた後、今年3月に歴史学科を卒業し、大学院修士課程に進学された2名の院生から卒論執筆の体験談・アドバイスを話してもらいました。

 

先輩の話を聞くことができる数少ない機会だけあり、学部生の皆さんも集中して耳を傾けていました。
質問をする学生もおり、序盤から良い雰囲気でした。

 

そして、いよいよ学生の発表に移ります。以下の内容で行いました。

①「明治期における東洋医学の衰退-長谷川泰の役割を中心に-」

②「陸軍中野学校とその卒業生について」

③「禁門の変について」

④「大正期から昭和期における百貨店の形成について」

 

 

 

各ゼミの代表者が30分程度で、自身の卒業論文の構想や現時点で明らかにしたことなどを発表しました。
どの発表においても、質疑応答が盛んに行われており、学生の積極的な姿勢がうかがえました。

およそ3時間にわたる発表会となりましたが、大変有意義な会となりました。

 

春学期が終了し、いよいよ夏休みに入りました。この約2ヶ月という期間をどのように使うかで秋学期以降大きく変わってくると言っても過言ではありません。

4年生は就職活動や学芸員課程の館園実習などで、卒論の執筆に思うように力が入らないかもしれません。

しかし、この時期に研究を進めることで後が楽になるのは間違いありません。

一筋縄ではいかないことですが、ぜひ頑張って欲しいと思います。

 

3年生の皆さんは、1年後同じ状況に身を置くことになります。

「まだ先のこと・・・」なんて考えていると時はあっという間に過ぎてしまいます。

今回の報告会は先輩からのアドバイスを聞くことができる貴重な機会になったと思います。

この夏休みにできることはたくさんあります。皆さんなりにしっかり考えてこの夏休みを過ごして欲しいと思います。

 

皆さんにとって、この夏休みがよりよいものになることを祈っています。
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