学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

古代史ゼミのゼミ旅行 2019

 3年生の古代史ゼミは、今年も恒例のゼミ旅行を実施しました。9月6日(金)から8日(日)まで2泊3日で、奈良・飛鳥・京都の史跡を見学しました。ゼミ長2人(山ちゃん・ホッシー)の統率の下、学生主体で計画を練り、見学先の予習を行った上で実施しました。

なお、以下に掲載の写真は写真担当(ヤス)が撮影したものです。

 

 9月6日(金)初日は、興福寺、春日大社、東大寺などを見学しました。新造の興福寺中金堂はまばゆく美しい堂舎でした。ちなみに、この金堂の前に灯籠が建てられるのですが、本学の加島勝教授が設計されることになっています。完成したら、また見学に来たいものです。

      

 次に目指したのは春日大社ですが、一の鳥居から本殿・拝殿までの道は延々と続き、猛暑の中、難行苦行の行進でした。しかし、途中鹿やアイスに癒やされながら、脱落者無く、無事たどり着くことができました。

      
      

 春日大社南門前で、トーイ氏の含蓄ある解説が披露され、皆神妙な顔でご高説を拝聴しました。
 春日大社は美しい神社でしたが、あまり見学時間を割くことができず、少し心残りでした。でも、しっかりお願いごとはしてきました。
                 
      

 次に東大寺に行きましたが、疲労している学生も少なくなかったので、元気のある有志だけで見学しました。
 今年も柱穴くぐりに挑戦した勇者(タカ・タカ)がいました。

      

      

 9月7日(土)二日目は、飛鳥の遺跡巡りです。橿原神宮前のレンタサイクル屋から自転車で出発です。
 最初の見学先は、橿原神宮です。じんちゃんの解説に、皆なるほどと聞き入りました。

      
      

 橿原神宮から、交通安全に配慮しながら、飛鳥へ移動しました。先生も年の割には頑張っていました。 
      

 入鹿の首塚、飛鳥寺をまず見学しました。アッキーが上手に解説してくれました。

      

 飛鳥寺から岡寺に移動の途中、伝飛鳥板蓋宮跡(浄御原宮跡)に立ち寄りました。岡寺は山腹にあるため、急勾配の坂を登るのは結構大変でしたが、皆元気に登り切りました。

      
  

 岡寺の説明はクスミンが丁寧に話してくれました。皆汗をふくのも忘れ聞きました。ゼミ長が旅行の安全を祈って鐘をつきました。



        

 橘寺では、世にも不思議な二面石を見ました。イケさんとても元気でした。橘寺の解説はヤスでしたが、写真担当のため、自分の写真はありません、残念。

       

 2日目最後の見学先は、高松塚古墳です。橘寺から高松塚古墳に向かう途中で天武・持統合葬陵も遠望しました。高松塚古墳では、壁画館の前でユウユウの説明を皆で聞きました。高松塚古墳を見た後は、近くにある文武天皇陵も見に行きました。二日連続の猛暑でしたが、体調を壊す人も無く、無事見学できたことは良かったです。

      
      

 
 9月8日(日)最終日ですが、巨大台風接近により、新幹線が止まるかもしれないというニュースが流れました。この日のうちに帰らなければならない人もいるので、全員一緒の見学は三十三間堂だけとなりました。

      

 幸い台風の被害にも巻き込まれず、全員無事に帰宅できました。卒論のテーマにつながる史跡を見学し、普段見ることの無いゼミ仲間の「真の姿」に触れ、とても有意義なゼミ旅行になりました。ゼミ長、写真担当をはじめ、皆さんご苦労様でした。









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