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日本史コース

【歴史学科】先生のお仕事⑤ -白木先生編-


だんだん夏のような陽気になってきました。
 
日本史コース恒例の「先生のお仕事」シリーズも、5回目を迎えました。
今回は白木太一先生のご研究についてご紹介します。


西洋史をご担当されている白木先生は、ポーランド史のご専門です。
白木先生は、西洋史、日本史、東洋史の比較を通して、歴史的事象を多角的に捉える技術を身に付ける
ための授業を展開されています。


5月28日発行の日本経済新聞にて、白木先生の研究活動が紹介されました。
本記事は5月3日の憲法記念日に関連して掲載されたものですが、この日はポーランドでも憲法記念日として
祝日となっているのはご存じでしょうか。


 「五月三日憲法」といわれる本憲法は、1791年に制定されたヨーロッパで最初の近代憲法として
知られています。日本ではあまり知られていなかったこの五月三日憲法を、白木先生が全文邦訳されています。
                    
   『一七九一年五月三日憲法』(初出:東洋書店 2013年、新版:群像社 2016年刊行)


 「アメリカ合衆国憲法」、「フランス憲法」と並んで先進的な憲法と評価されている「五月三日憲法」ですが、
諸外国の憲法をはじめ、日本の憲法とも比較してみると新たな気付きがあるかもしれません。
この機会にぜひ手に取って読んでみてください!
また、新聞記事は歴史学科フロアの廊下に掲示していますので、こちらもご覧下さい。

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