日本史コース

【歴史学科】木下昌規先生共編の新刊が刊行されました！

花のつぼみがふくらみはじめ、春の訪れが感じられるようになりました。

日本史コースで中世史をご担当されている木下昌規先生が執筆・編集された『足利将軍事典』
（戎光祥出版、2022年）が今月10日に刊行されました。
また本書には、歴史学科副手の谷橋啓太氏、大学院史学専攻博士後期課程の格和賢氏も執筆を担当しています。


近年、室町時代に関する研究は活発に行われていますが、その中でも本書では、室町幕府初代将軍足利尊氏から
15代将軍義昭までの事績を網羅しているのが特徴です。また、将軍の政務や儀礼・儀式のほか、大名や朝廷との
関係もわかりやすく詳細にまとめられています。さらには、歴代将軍の兄弟たちや将軍を支えた人物たちにも
焦点が当てられるなど充実した内容となっています。

                             


同時代に作成された史料も多数収録されており、室町幕府のことをより詳しく知ることができる一冊といえます。
全国の書店で販売されていますので、ぜひ手に取ってみてください！！