学部・大学院FACULTY TAISHO
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日本史コース
【中世史ゼミ】三浦ゼミ 鎌倉フィールドワーク
2年生ゼミと大学院生との合同で、鎌倉でフィールドワーク(学外授業)を行いました。途中、雨に降られる場面もありましたが、それぞれの場所で貴重な体験や発見がありました。当日の様子を写真とともに紹介します!
最初に訪れたのは、名越切通しの奥にある「まんだら堂やぐら群」です。春と秋の限られた期間のみ公開される場所で、今回はその公開期間にあわせて見学しました。雨の中、ぬかるんだ山道を進んだ先には、中世のやぐら(鎌倉時代の横穴式墳墓)が静かに並び、荘厳な雰囲気をたたえていました。普段は立ち入ることのできない史跡を訪ねる、貴重な機会となりました。

鎌倉歴史文化交流館では、常設展と特別展「平泉から鎌倉へ」を見学しました。実物の遺物や最新の研究成果が展示されており、大学の授業内容とも重なる部分も多く、理解を一層深めることができました。

洞窟を抜けた先にあるこの神社は、「銭洗い」で有名なパワースポット。みんなでお金を清めて、金運アップを願いました。源頼朝や北条時頼にまつわる伝承を持つ神社でもあり、観光と信仰が結びついた空間を体験することができました。

鎌倉観光の定番、鎌倉大仏。今回は外から眺めるだけでなく、大仏の中にも入ってみました。また同行していただいた伊藤先生から大仏殿の礎石について説明していただきました。

当日は雨の中、山道や坂道をかなり歩く場面もあり大変でしたが、実際に現地を訪れ、自分の目で見て歩くことで、普段の学びがより具体的にイメージできるようになったと思います。みなさん、お疲れ様でした!
