学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

第三回教職勉強会を開催

 

秋麗らかな日々が続いていますが、みなさん、どうお過ごしでしょうか。先日の銀杏祭を楽しんだ方も大勢いらっしゃると思います。

 

さて、去る1029日(土)に人文学科日本語日本文学コースの学生による、教職勉強会(名称:出藍会)が開かれました。この勉強会は、教職を目指す学生が自主的に集い、日日コースの特性を活かして勉強をし、教科書に掲載されている作品の教材研究を中心に活動しています。

 

第三回出藍会様子.JPGのサムネール画像

 

第三回目の開催である今回は、井伏鱒二の「屋根の上のサワン」、志賀直哉の「城の崎にて」の教材研究を、日日コースの担当した学生が問題点などを考察し、それぞれ、質疑応答も含み、約30分ずつの発表をしました。

 

 

 教職に就く場合、教授法や指導方法なども重要ですが、何よりも大切なのは教材研究です。そして教材研究を教員となってからするのではなく、学生である、いまのうちから、たくさん調べ、学び、考察してゆくことが、より高い質の授業へと繋がります。多くの文献や書籍があるという環境を、最大限に活用し、将来、教壇に立ったときに役立つようにしていくのが、出藍会の目的です。

第三回出藍会集合写真.JPGのサムネール画像

 といっても、そんなに堅苦しいものではありません。発表や質疑応答こそ真摯にやっていますが、それ以外は和気藹々としています。今後は、教材研究の発表だけでなく、文学館への研修なども考えています。このBlogの記事を読んで、参加をしたいという学生は、是非とも、お待ちしております。特に現在は二年生を中心として活動をしていますが、これから教職の講義を取りたいと考えている一年生の参加も、お待ちしております。会に関する質問等は、米山先生か、人文学科副手の首藤までご連絡下さい。

                                                                                人文学科副手 首藤卓哉

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