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日本文学科

【日本文学科】小嶋知善先生の最終講義を行いました

去る、2023年2月9日に大正大学日本文学科教授・小嶋知善先生の最終講義を行いました。当日はお天気にも恵まれて、多くの方にご来場いただきました。

小嶋先生は、1974年に大正大学文学部にご入学されて、1978年にご卒業。その後、大正大学大学院に進学され、1983年に文学研究科国文学専攻博士課程を単位取得満期退学されました。その後、大正大学副手、芝高等学校教諭を経て、2003年に文学部表現文化学科に助教授として着任されました。

以降、文学部表現文化学科教授、表現学部表現文化学科教授、文学部日本文学科教授を歴任され、その間には表現学部学部長、大正大学副学長もお勤めで、長く大正大学の発展にご尽力くださった先生です。

【写真1】小嶋先生のご講義①
 
2023年度も引き続き日本文学科のゼミナール科目を中心に授業を担当される予定ですが、この度、4月よりお立場が変わることになりましたので、急遽最終講義を執り行うことになった形です。

ご講義の題目は「小説や詩歌の魅力をどう伝えるか―授業で教えたことや学んだこと―」でした。論題の小説や詩歌に留まらず、映画にも造詣の深い小嶋先生ならではの、非常に多岐に渡る話題を懇切丁寧にご講義いただきました。

実は、在校生、卒業生にも急な話ではあっても声をかけたいということが日本文学科教職員一同の強い希望でもあったのですが、「学生には1回1回の講義において、十二分に伝えるべきことを伝えてきたから」という小嶋先生らしいお言葉で固辞されたため、このように事後のご報告となった次第です。

【写真2】小嶋先生のご講義②



【写真3】花束の贈呈① 【写真4】花束の贈呈②

ご講義の終了後には、花束の贈呈も行われました。

小嶋先生、素晴らしいご講義と、今年度までの大正大学へのご貢献を誠にありがとうございました。日本文学科教職員一同、引き続き小嶋先生に色々とお教えいただき、また、先生のお作りになってきた学風を継いでいけたらと考えています。小嶋先生におかれましても、ご健康にお気を付けになって、大正大学におけるますますのご活躍をお願いいたします。
 
大正大学文学部 日本文学科
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