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「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

【日本文学科】2025年度1学期「おうだい子ども日本語教室」の開催

2025年4月12日、4月26日、5月10日、5月24日、6月14日、6月28日、7月12日に、1学期の「おうだい子ども日本語教室」を開催しました。その様子をお届けします。

年度が変わり、新しい子どもの参加者が増えたり、中学生になって卒業したりした子どもたちもいて、雰囲気も変わったようです。おうだい子ども日本語教室も4年目を迎え、新しい大学生サポーターも加わって、ますますパワーアップしています!

私たちがこの教室で大切にしていることは、関わりながら学ぶという姿勢です。せっかくの大学という場所を活かしながら、年齢や国籍の異なる子どもたち同士、少し年上の大学生サポーターとの関わりを通して、日本語や教科学習の力はもちろんですが、非認知能力といったものも育んでいってほしいと考えます。
 

 
 
 
6月28日の教室では、七夕の短冊を作りました。この日、保護者の方にもご参加頂き、子どもたちが「先生」となって「日本語を教える」場面も見られました。

 
「先生になる」夢が叶うといいですね!

 


最後に、大学生サポーターのふり返りを紹介します。

「初めてだったので、どう話しかければいいのか勝手が分からず、最初の1時間ぐらい無駄にしてしまったかなと思います。ですが、何から教えれば興味を持ってくれるかといったところを考える良いきっかけになりました。」

「今日は、小学2年生の子どもたちを担当しました。前半は黙々と各自勉強できていたようでしたが、その後ははしゃいだり走り回ったりと、以前に担当していた高学年の子どもとは違う教え方の大変さと複雑さを思い知りました。次回担当するときは、はしゃぎつつも楽しめるようなアクティビティを用意して、子どもたちの興味を引かせるような楽しい授業にしたいです!」

「今回は○○さんを担当しました。以前と比べると、「わかる」「わからない」をはっきり伝えられるようになっており、成長を感じました。今回は対話形式での練習を行いました。途中で△△さんも会話にまぜて文型の確認をしました。なるべくたくさんの人と会話ができるように工夫していきたいです。」

「七夕の短冊作りをお母さんと一緒に楽しそうにしていたのでよかったです。全体的に楽しそうな雰囲気で七夕のイベントが行えたので私も嬉しくなりました。」

「勉強を始める前に『実習ノートでユニクロについて調べたよ!』と言って嬉しそうに見せてくれました。『中学入試を受けるために英語を勉強しなきゃいけない、難しい』と言っていました。以前、英作文を自分で書くことができていましたが、自分の意見を書くための根拠を考えることが少し苦手なように感じたので、この点を次回フォローしていきたいです。」


2学期の教室は、9月6日(土)、9月20日(土)、10月4日(土)、10月18日(土)、11月1日(土)、11月15日(土)、12月6日(土)、12月20日(土)の14:00-16:00に開催の予定です。

参加希望やお問合せは、「odaikodomo.taisho◆gmail.com」までお寄せください(◆を@に変えてください)。

大正大学文学部日本文学科では、これからも様々なイベントや取り組みを行っていく予定です。日本文学科公式SNSアカウントにおいて、情報発信をしていますので、良かったらフォローや拡散のほど、よろしくお願いします。

 
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