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日本文学科
【日本文学科】第1回博物館見学(その1)【古典へのいざないプロジェクト】
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2025年11月15日(土)に、「古典へのいざないプロジェクト」の一環として、2025年度第1回目の博物館見学を実施しました。このプロジェクトは、日本の文化とも密接に結びつく、古典文学の魅力を伝えることを目的としたもので、大正大学学長裁量経費の認可を受けて、課外活動として実施しています。 |
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| 今回は三井記念美術館と根津美術館の展示を見学することができました。当日はお天気にも恵まれて、学部生7名、大学院生2名、卒業生(!)2名と教員とで見学を行いました。卒業生は自費参加ですが、卒業後も古典や文化に興味を持って参加してもらえたことはありがたいことと思います。 本記事では、まず三井記念美術館の見学に関して、参加学生の感想を中心にお送りします。 |
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![]() 今回三井記念美術館で見学できたのは、特別展「円山応挙―革新者から巨匠へ―」の展示です。有名な虎の絵をはじめとして、応挙の作品を様々な角度から紐解く展示で、大変見応えがありました。 |
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| 以下、参加者の感想です。 私は、円山応挙について全く知らなかったのだが、応挙や若冲らなどの作品を見て、良い経験が出来たと思った。様々な作品の中で、私は「雪中竹梅狗子図」と「足のない幽霊」の2つが特に印象に残った。「雪中竹梅狗子図」で描かれている犬たちが垂れ眉で可愛くて、いつの時代でも犬は癒される存在だったんだなと感じた。そして時代によって、応挙が描く犬の顔つきが変わっていて面白いなと思った。また「足のない幽霊」では、幽霊は足がないという風潮を作ったのが応挙ということを知れて、またひとつ学べたなと思った。(学部2年生Aさん) 私が三井記念美術館の見学で印象に残ったのは円山応挙の『大石良雄図』である。理由は「忠臣蔵」が好きなことも含むが、着物の内の透けている様子が巧みに描かれていて非常に綺麗な絵だと思ったためである。この絵はインターネット上でも見ることができるが、実物を見ると紙の材質や墨の状態も相まってネットのものとは全く異なる感動が得られると感じた。また、応挙の絵はスフマートのように輪郭線が曖昧にぼんやりと描かれていて、淡くて儚い印象を受けた。(学部3年生Bさん) 特に印象的だったのは「遊虎図襖」です。遠くから見ても大変迫力がありますが、近くで見ると、細かな書き込みで、毛のふわふわとした感じがよく伝わってきました。また、豹を当時虎の雌として認識していたという話も面白かったです。 他に、「幽霊図」が印象的でした。幽霊といえば足がないイメージですが、それが絵画化された例として興味深かったです。一方、着物の襟の合わせ方は通常のものと同一で、死装束のような合わせ方はいつからのものなのか気になりました。(大学院生Cさん) 国宝「雪松図屏風」が印象に残っています。 雪の部分を白い絵具ではなく、塗り残した紙の白さで雪を表現しているとキャプションで見ました。その繊細さに驚き、近くでゆっくり鑑賞しました。何も知らなければ、白い絵具で描いていると思っていたと思います。作品が作られた背景を知るとより、作品鑑賞が楽しめると思えました。(卒業生Dさん) |
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様々な興味や関心に基づいて、充実した鑑賞になったようで何よりです。 |
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| 大正大学文学部 日本文学科 | |

