学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

公共政策学科

ご入学おめでとうございます(本田先生より)

 教員の本田裕子です。入学して1カ月が経ちましたが、改めましてご入学おめでとうございます。緊急事態宣言が延長されている中ですが、大学の授業が対面とオンラインの「ハイブリッド授業」として再開しました。慣れない作業もあって大変だと思いますが、新型コロナウイルスがいつ収束するのか先が見えませんので、いろいろと柔軟な対応をお願いします。

 私の専門は野生生物保護です。野生生物とどのように「共生」していけばいいのか、その付き合い方について調査研究をしています。コウノトリ、トキ、ツシマヤマネコといった日本で絶滅のおそれが高い生物の保護のあり方について調査研究をしています。

 大学4年間は、多くの出会い、学びと経験を通じて、卒業後社会に出るための準備をする、とても重要な時間となります。私はみなさんよりかなり(?)年上ですが、私の周囲の人で「大学時代に勉強するんじゃなかった!」と後悔している人は1人もいません。むしろ「大学時代にもっと勉強しておけばよかった!」と後悔している人が多いと思います。大学での学びは高校までの学びとは異なります。大学での学びは高校までと違い、必ずしも「答え」があるわけではありません。自分で「答え」を考えて見つけていくことが求められます。みなさんが主体的に学ばないと、みなさんの中には知識や理解が残っていきません。また、大学の学びでは、自分の興味関心に応じて学べる割合が大きいので、高校までの学びより楽しいと感じるはずです。主体的にそして楽しんで学びを深めてもらえればと思います。

 新型コロナウイルスの感染拡大は、現代社会が様々な問題を抱えていることを示しています。大学での学びを通じて、現在のコロナ禍の社会そしてAfter Coronaの社会はどうあるべきか、どのようなことが必要になるのか等々、みなさん自身の「答え」を考えていきましょう。
 大学4年間しっかりと勉強して、いろいろな経験を重ねて、これからの社会で活躍できる人材となってください! 私たち教員はそのサポートをしっかりしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。


写真:長崎県対馬市でのツシマヤマネコの交通事故防止のためのボランティア活動を学生と一緒に行った際の写真です。
この時の「つばきちゃん」は、みなさんの先輩が入って(?)います。

公共政策学科教員
本田 裕子

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