学部・大学院FACULTY TAISHO
地域創生学科
卒業生イベントの開催 -『卒業生のキャリア図鑑』~先輩から学ぶ就活のヒント!~ –
7月23日に地域創生学科で就職に関する卒業生イベントを行いました。講義やゼミなどで多くの卒業生が関わってくれていましたが、本格的に卒業生を集め現役生に対するイベントとしては、地域創生学科として初の試みとなります。
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当日は、4人の卒業生を迎え、それぞれの就職活動に関して、準備の段階からどのようなプロセスで現在の就職先の企業から内定を得たのか貴重な経験を話してくれました。三者三葉という言葉通りで、全く同じプロセスはなく、目標だった企業から内定を得るためにどのように就職活動をしたのかといった話や、興味のある分野で活躍するためにスキルを学びそれを生かした就職活動など、どのようなことをすればいいのかわかりにくい現役学生にとっては、参考になる話が満載でした。特に、時系列に沿ってどのような活動をしたのかというのをプレゼンテーションしてくれた卒業生もいてより具体的にイメージできたと思います。



地域創生学科は、2016年度にスタートし、1期生が2020年3月に卒業、現在では6期生まで社会で活躍しています。ちょうど新型コロナ感染症の世界的な流行と重なったこともあり、卒業生の活躍の場を分析することもなかなかできませんでしたが、本年度改めて分析を行いました。(大学においても大雑把な就職分類は発表されていますが…)宿泊関係や旅行会社などの観光業、JAや地域金融機関など地域密着の企業に多くの学生が進路を選んでおり、地域貢献という学科での学びを生かそうとする学生が多いことがわかります。また、6期生までのすべての地方出身者の6割が地元に進路を選び、さらに近年この割合が増えてきていることも確認できています。また東京出身の学生が地域実習を通じて知った地域に就職する例もあり、地域創生学科の掲げる地域回帰の形が少しずつ見えてきていると考えられます。
今回のイベントは、初めての試みということもあり、東京で働いている卒業生に声をかけることでおこなわれましたが、今後は様々な地域で活躍している先輩たちに参加してもらいこのイベントを充実させていきたいと思っています。
文責・米崎克彦(地域創生学科准教授)
