学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
オレンジリボン運動の実施ー児童虐待の根絶を目指してー
オレンジリボン運動の実施
ー児童虐待の根絶を目指してー
今年のオレンジリボン運動は、2年生の必修科目(ソーシャルワーク演習Ⅱ)の中で取り組みました。
10月24日、大学キャンパス内をはじめ、西巣鴨駅前、豊島区役所、豊島区民社会福祉協議会、区民ひろば清和第一、区民ひろば清和第二、区民ひろば西巣鴨第一、区民ひろば西巣鴨第二、区民ひろば朝日、巣鴨地蔵通り商店街で児童虐待防止オレンジリボン運動を行いました。
以下はソーシャルワーク演習Ⅱ金潔クラスのご報告です。
事前準備で、オレンジリボンの由来や児童虐待の現状を各自調べ、それからいくつかのグループに分かれ、調べてきたことをまとめ、何を伝えたいのか意図が理解できるように工夫しながらポスターにまとめました。また、オレンジリボン運動の証でもあるオレンジリボンを自分たちで制作しました。
当日はあいにくの雨でしたが、巣鴨地蔵通り商店街で制作したポスターを掲げ、オレンジリボンを配布しながら一人でも多くの人にオレンジリボンを知ってもらおうと皆で呼びかけました。近くのお店などに活動の説明と協力をお願いしたところ、快く賛同してもらうことができました。また、商店街の近くにあるひろば清和でも同様の活動を行いました。
オレンジリボン運動を通して、11月は児童虐待防止推進月間であることやオレンジリボン運動の認知度がまだまだ低いことを実感しました。街頭で呼びかけをしていると、「これはどんな運動なの?」と言われることが多くありました。しかし、知らないが故にポスターを眺めたり、説明を聞いて共感してくださる人が多かったです。今回の運動を通して、より多くの人に児童虐待の現状を知ってもらうことができました。このような活動は継続して行うことが重要であり、オレンジリボン運動の認知度を上げるためには引き続き啓発活動を行っていきたいです。一人ひとりの協力で助かる命があります。
このブログを読んでくださった人が児童虐待について考え、児童虐待が他人事ではないことを理解していただき、子どもの笑顔を守る為に何ができるか考えてもらえたら嬉しいです。
(文責:ソーシャルワーク演習Ⅱ金潔クラス一同)