学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
第37回社会福祉士91.9%、第27回精神保健福祉士試験100%合格!
先月実施された第37回社会福祉士試験、第27回精神保健福祉士試験で、本学の4年生は受験生の9割以上が合格しました!
社会福祉士試験は、本学科新卒生59名の62.7%に当たる37人が受験し、合格者数は34人、新卒合格率は91.9%となりました。卒業生に占める合格者の割合は57.6%と6割近くに達し、過去最高となりました。
今回のテストから、新カリキュラムに即した試験となり、試験内容は大きく変わりました。事例問題が増加し、単純な知識問題が減少して、受験生は、問題文を読み解き解釈し、知識を状況に応じて適切に用いる、という高度な実践力が求められるようになりました。
難度が高くなったことから、合格基準点は大きく引き下げられました。公表されている基準は満点(129点)の60%ですが、今回の基準点は48%に抑えられました。
基準点低下を受けて、全体の合格率は、昨年度よりは低いものの56.3%と50%台が維持され、新卒だけをみると75.2%と高い合格率となりました。
本学科の4年生は、さらに高い合格率となりましたが、あと一歩足りなかった学生は悔し涙を呑みました。本当に、あと一歩のところまで実力を付けていましたので、きっと来年雪辱を果たすことと思います。学科も応援します!
精神保健福祉士試験は、本学では例年よりも多く10名が受験し、全員が合格しました。
社会福祉士試験に比べると、安定した専門科目の試験内容でしたので、合格基準点は社会福祉士ほどの変動はなく、基準点は70点と満点(132点)の53%に設定されました。全体の合格率は70.7%、新卒だけでは85.3%と、学習してきた者が報われやすい試験であったといえます。
次年度も今回と同様の出題傾向が続くのであれば、一層、事例を読み解き、状況に応じた知識を適用できるように、学習をしていくことが必要となるでしょう。
国試対策の「社会福祉特講Ⅰ~Ⅲ」では、学習方法をより工夫して、皆さんの学力向上・得点上昇を図っていきます!(文責:田幡恵子)

合格祈念だるまに両目が入りました!