学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
ソーシャルワーク実習Ⅰ(8日間実習)の様子
今年度から第1段階のソーシャルワーク実習Ⅰは、8日間の実習期間、実習生2名~4名のグループをつくり、実習に取り組みました。
豊島区社会福祉事業団菊かおる園における実習生3名の実習の様子を紹介します。
ホッと菊食堂(高齢者のための誰でも食堂)開催
地域の高齢者に対して、孤食や低栄養状態防止を目的として、会食を通じた交流の場として、月に1回菊かおる園ケアハウス棟「喫茶そよかぜ」にて開催しています。
当日、3名の実習生は、厨房から運ばれてきた食事やお茶の準備に取りかかり、参加された高齢者のテーブルへ食事やお茶を配膳しながら、実習生である旨を自己紹介しながら、交流をしました。

ブルーのポロシャツを着用しているのが実習生で、お茶を注いで回っています。

食事が終わってから、高齢者に豊島区内の障がい者施設でつくったパンであることと購入できることを説明しています。

手前2名は、実習生です。高齢者とお話をしております。
その後ろに、モスグリーンのポロシャツの着用しているのは、菊かおる園の見守り担当職員で、本学社会福祉学科の卒業生です。
実習生は、この実習プログラムへ参加したことにより、以下のような感想をまとめています。
「職員は、利用者の話や言葉の細部まで大切にしていることがわかり」、「食事の面では、嚥下の事情で、のどに詰まる可能性を減らすためある程度の硬さの食事を提供するなどの工夫を知ることができた。」
「その場限りの交流とならないように、定期的に人と交流することが出来る場をチラシと共に伝えていた。『周囲の人にも広めてください』と参加者の周りに孤立・孤独な状態にある人がいればその人たちにも広めてもらえるように、第2層コーディネーターが何度も伝えていたのも印象に残る。」
「豊島区は、独居の高齢者が多い為、社会的孤立を防止する高齢者の交流の場や居場所づくりが重要と再認識した。見守り支援担当が、訪問した高齢者に工夫してサロン紹介をしており、会話の中で高齢者の困り事や得意な事を把握していた。」
実習生は、今回学科の先輩が職員でいたため、身近なロールモデルを通じて、将来の自分自身の具体的イメージにつながったことでしょう。
今回の実習を終えて、学生たちは教室における学修とつなげていくことが大切であることを、身をもって理解できた様子です。
(文責:宮崎牧子)
