学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
ゼミ合宿in沖縄
2月15日~17日まで、2泊3日沖縄県浦添市社会福祉協議会のご協力をいただき、沖縄県浦添市で神山ゼミの合宿に行きました。
浦添市は、2006年よりコミュニティソーシャルワーカーを配置して、行政と社協が連携した地域福祉計画により、地域福祉を発展させた先進地です。
フィールドワークでは、学生の卒業研究テーマに合わせて、「住民主体活動」、「高齢者の孤立予防」、「地域で孤立しやすい方々への支援」について、実際に浦添市でそれらが行われている小地域に伺い、住民の方々や協力者の方々にお話しを伺い、活動を共にしました。
また、特別支援学校と地域の方々の交流会にも同席させていただき、重度障害を持つ児童生徒や先生、民生委員や障害者施設の方々からも、多くことを学ばせていただきました。
さらに、浦添社協のコミュニティソーシャルワーカーの方々が、リフレクションのためにワークショップを企画してくださり、学生たちが見学させていただいた地域福祉活動が形になる過程を学ぶことができました。そして、コミュニティソーシャルワーカーの方々が、地域課題対応のため、住民や関係機関の方々と悩みながらも進める、楽しさと難しさ、喜びと苦しみ等を含めて、その一端に触れることができた貴重な機会でした。


フィールドワークの合間には、干潮の遠浅海辺で沖縄の海と空を満喫したり、住民の方々からお茶やお菓子のもてなしを受けたり、沖縄料理や民謡ライブを楽しんだりと、沖縄の文化と自然も楽しみました。 (文責:神山裕美)

以下は学生の感想です。
ゼミ合宿では、浦添市社協の取り組みから「牧っ子花咲かせ隊」という住民主体活動への参加や、特別支援学校への訪問見学を通して浦添市ならではの地域福祉の実践を学ぶことができた。どちらも学校を拠点とした活動であり、活動に関わる民生委員を中心とした地域住民の方の自主性の高さが印象的だった。今回浦添市で学んだ多様な地域福祉実践や地域課題を卒業研究に繋げ、より理解を深めていきたい。(町山)
ゼミ合宿では、沖縄の民謡に加え、沖縄特有の「ゆんたく」「あちまゆん」「いちゃりばちょーでー」といった方言文化を体感しました。さらに、これらの方言や文化を共通点として活用した人とのつながり方や、浦添市社会福祉協議会の方々が行っている「支援対象者を地域の担い手に変える」という新しい取り組みについても知り、「高齢者の孤立予防」に関わる取り組みにおいて、新たな視点を得ることができたと考えています。(高石)
ゼミ合宿では、高齢者の音楽サークル「あちまゆん」や浦添小学校前にある「なかまふれあいひろば」を見学しました。「あちまゆん」では、リーダーであるKさんとCSWとの個別事例から発展して、Kさんの好きな音楽で地域貢献したいというKさんの思いから始まったサークルであると学びました。「なかまふれあいひろば」では、かつてゴミだらけだった広場を地域の方々と協力して、きれいにして、子どもから高齢者まで楽しめる地域交流の居場所づくりを学びました。この経験を活かして、「高齢者の孤立」の研究をしていきたいです。(石原)
ゼミ合宿では、社会資源開拓の新たな視点として、他分野と福祉を融合させた取り組みを「ティーBeeハニー」など浦添市ならではのプラットフォームで体験することができた。また、地域のプラットフォームにおける住民主体の在り方や、地域に対する福祉教育についても理解を深めることができた。さらに、沖縄特有の文化や豊かな自然にも触れ、学びと体験を両立させた非常に有意義な時間となった。(目黒)
フィールドワークでは住民主体の取り組みに参加させていただき、世代間交流が日常的に行われる仕組みを学んだ。生活の中で、子どもから高齢者が顔見知りになる場所があることで「支える・支えられる」関係性が循環し、地域の中で福祉教育が自然と成り立つことを実感した。また沖縄ならではの文化や景色も満喫することができ、楽しみながら学修をできた3日間だった。(橘)
社会福祉協議会の職員や民生委員、ボランティアの方々が温かく迎え入れてくださり、多くのことを学ぶことができました。養蜂活動を見学させていただき、ひきこもり当事者の方が社会参加のきっかけを得て就労につながったというお話も伺いました。特別支援学校では、ひもを引っ張って機械を動かすなど、工夫次第で地域で活躍できる可能性が広がることを学びました。合宿で得た学びを、これからの学修に生かしていきたいと思います。(先崎)
1日目養蜂活動を活用したCSW活動の現場を見学しました。活動の背景・工夫・課題など、どのお話も新鮮で興味深く、学びの多い時間でした。グループワークでは、浦添市の現状を踏まえつつ、1日目に得た学びをしっかり活かすことができ、「頭の引き出しが一気に増えた」と実感できるほど貴重な時間となりました。利用者の属性に合った社会資源を見つける難しさも感じましたが、その一方で、地域の多様な視点から新しい資源を生み出す可能性も大きいのだと強く感じました。学びと気づきがぎゅっと詰まった、実りある合宿でした。(武澤)
養蜂活動や特別支援学校と地域住民との交流を通して、支援における「きっかけ」の重要性を学ぶことができました。一対一の関わりや住民の気づきが、やがて地域資源やケースへと発展する過程を理解しました。同時に、その背景にある苦難や地域特性にも目を向け、社会的孤立の認知と支援のあり方を卒業研究で探究したいと考えています。(畠中)
フィールドワークでは学校の花壇を豊かにする住民活動に参加させていただきました。その中で、参加者がとても積極的に課題発見や行動を行っている様子が印象的で、活動の輪が広がっているところや活動が発展しているところを見ることができました。さらに、社協が活動に介入することで生まれる工夫を聞くことができたことも、大きな学びとなりました。社協や地域住民の方々のお人柄に触れながら、沖縄の魅力から課題まで、様々なことを教えていただいた貴重な時間でした。(守屋)
ゼミ合宿では「あちまゆん」という高齢者の音楽サークルに参加することができ、kさんが奏でるギターと共に職員、あちまゆんグループ、私らで歌い、とてもいきいきして活動していると感じました。加えて、「あちまゆん」及び浦添市の社会福祉協議会は支援対象者を地域の担い手にしており、職員不足の解決や周りに影響を与えやすい面白いことをしていると思いました。また、「あちまゆん」とは別に特別支援学校にも訪れることができ、紐を引っ張ってコーヒーをつくることや目で操作して言葉を言うなど工夫次第では障害者でも地域貢献ができることがわかりました。(渡部)
