学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

哲学・宗教文化コース

新学期が始まる前

みなさん、こんにちは。暑かった夏は去りゆき、いきなり秋がやってきましたね。

風邪で5日間ほど寝込んでしまった寺田です。

 

新学期が始まりました。

ちょっと時間的に前後しちゃうのですが、今回は、夏休みのことを書きたいと思います。

大学教員は、夏休みに何をしてるのか?ということですね。興味あります?

 

寺田の夏は、8月の頭に採点・成績付を終え、浜松で開催された研修(8~9日)に参加し、福島いわき調査の準備を進め(アポ取り・事前説明)、その後、故郷の屋久島に帰り(11~21日)、帰京後、教員4人で大学院生他5人を引率していわき調査(22~24日)を行い、その後、授業映像製作のロケ(26日)、オープンキャンパスを2日(27・28日)、研究会を4つこなし(26・29・30・31日)、9月2~4日に関西学院大学で開催された日本宗教学会第70回学術大会に参加しました。翌日、教員2人で院生を引率して天理教を訪問させて頂き(詰所に宿泊させて頂きました)、その後、京都に一泊した後、三重県に移動し、県立図書館で資料収集を行うとともに大学関係者と交流を深め(6・7日)、レンタカーで南伊勢町へ移動して2泊の日程で現地調査を行いました(8~10日)。10日は新幹線で東京に戻ったのですが、その足で10月に予定している教団調査の打ち合わせを行い、11日はオフで(洗濯しました)、12日は新学期に向けたガイダンス、13・14・15日で授業の準備をして、16日の新学期スタートとなりました。

ざっと振り返るとこれだけですが、なんだか、あわただしかったです。

今日は、忘れてしまう前に、日本宗教学会のことを書いておきます。

 

今回、寺田は、「日本宗教の環境倫理と社会活動」というパネル・セッションを企画し、第9部会で、3人の共同発表者とコメンテータとともに発表を行いました。コメンテータの先生からも、フロアからも、非常に建設的、かつ、考えさせられる意見や質問を頂き、なかなか充実したセッションとなりました。やはり、学会は勉強になります。来ていただいた皆様、ありがとうございました。

大正大学の他のスタッフですが、星野英紀先生は、「『日本宗教史』を大学でどう教えるか」(第2部会)というパネルを企画、代表者と司会を務められ、弓山達也先生は、「大震災と宗教」(第1部会)というパネルに登壇され、村上興匡先生は、「現代沖縄の社会、文化にみる『本土化』と『沖縄化』の相互作用」(第14部会)というパネルを企画され、代表者と発表者を務められてました。

事前の学内研究会で予行発表を行った大学院生の齋藤知明さん・星野壮さんも、それぞれ第1部会、第12部会で発表してました。

この他にも結構な数の大正大学関係者が参加・発表されてましたが、日本宗教学会における大正大学のプレゼンスってのは、やっぱりすごいな…と、いつもながら感じてしまいました。今回は、自分が、その一員だったので、なんだか不思議な感覚でしたが。

懇親会で、古い仲間や先輩方と再会し、名刺を交換すると、「自分は大正大学の一員になったんだ…」という感銘が刷新され、感慨と自負心が湧いてきました。

いつまでも、初心を忘れず、教育・研究に取り組んでいきたいと考えますが、それを確認するためにも、今回は、まず、宗教学会のことを書いておきました。

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