学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

哲学・宗教文化コース

哲学・宗教文化コースゼミ合宿(村上ゼミ)


 村上ゼミでは、8月1、2日の1泊2日で、栃木県の那須に行ってきました。朝、池袋を出発し、昼頃には現地に到着して、温泉神社(ゆぜんじんじゃ)に向かいました。温泉神社とは、飛鳥時代に創健された神社であり、御祭神が大己貴命(おおむちのみこと)、少産名命(すしなひこなのみこと)、誉田別名(ほんだわけのみこと)の3柱になります。


村上ゼミ合宿写真1
                       温泉神社

 ここでは、国家「君が代」で歌われる「さざれ石」の現物を見ることが出来ました。

 次に、温泉神社のすぐ側にある殺生石という溶岩に見に行きました。その由来をたどると、平安時代初め鳥羽天皇に寵愛されていた玉藻前という女性が九尾の狐の化身だとわかり、那須の地まで飛んだ後に討伐されましたが、石になって人々に災いをもたらしたため、殺生石と呼ばれています。

 なお、殺生石の周りには、千体地蔵なども見ることができます。


村上ゼミ合宿写真2さざれ石

村上ゼミ合宿写真3千体地蔵


 殺生石を見た後、つつじ吊橋に向かいました。殺生石がある側にハイキングコースがあり、そこを通り、つつじ吊橋に向かいました。山登りに慣れていないメンバーは足取りが重かったです。つつじ吊橋は、全長130m高さ38mの橋です。晴れていたため風も強く、橋が揺れることもありました。高い所が苦手な方にはあまりおすすめしませんが、絶景でした。


村上ゼミ合宿写真4



 このあと、私たちは殺生石がある場所まで降りてきました。男子メンバーは、足湯に入ってリラックスしていました。


村上ゼミ合宿写真5

 


 旅館に戻り、夕食を取りました。夕食中には、旅館に来ていた子供たちと仲良くなり、ゲームで遊んだりして交流しました。

 夕食後、前期のゼミの反省会を行いました。11人がゼミの発表に対する反省点や、今後どうしていきたいかを述べていきました。また、4年生の先輩のお話を聞くことができ、卒論を具体的な形に仕上げていかなければならない難しさが伝わりました。そして、11人に対する先生の貴重なアドバイスを頂き、より一層卒論に向けて気持ちが高まった会になりました。

 2日目の朝は、旅館からバスに乗る前に、仲良くなった子供たちが別れを惜しんでくれてとても嬉しかったです。その後、帰路に着きました。

 

 12日という短い時間でしたが、那須の大自然に触れ合い、講義では味わえない体験ができました。今後の発表をより良いものにするため、日々精進していきたいです。



村上ゼミ合宿写真6




文責 小林弥生

 

GO TOP