学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

哲学・宗教文化コース

宗教文化研究B 台湾調査旅行一日目

私たち「宗教文化研究B」の履修生は、調査実習のため34日で台湾を訪問しました。

「宗教文化研究B」では、履修者全員が調査に行きたい場所・対象についてプレゼンを行い、その中から話し合いを経て調査地・対象が選定されます。一昨年は天理市、去年は石垣島だったそうですが、今年は台湾が選定され、寺田喜朗教授の引率の下、9人の履修者が台湾へ渡航しました。今回は、調査実習の行程の1日目を紹介します。

 成田国際空港に集合した私たちは、飛行機に乗り台湾の桃園国際空港へ飛び立ちました(今回はバニラエアを利用しました)。桃園空港からバスに揺られ台北駅に到着しました。


1台湾一日目

(台北駅)

 

 そこから宿泊先のホテルに近い善導寺駅へ。綺麗に整備された地下鉄にとても感動しました。ホテルにチェックインし、荷物を置いて私たちが向かったのは西門という町です。


台湾一日目2

(西門)

 
 西門は、日本でいうところの原宿のような町で、若者で賑わっていました。またユニクロをはじめとした日本の企業や、ケンタッキーフライドチキンなど馴染みのある店が軒を連ねていました。日本のポップカルチャーも浸透しているようで、日本のアニメの広告などもありました。

 

 次に向かったのは龍山寺というお寺です。龍山寺は、(仏教の)観音菩薩を祀る寺でありながら、馬祖、関帝、文晶帝君、土地公などといった様々な(道教の)神々も祀られています。私たちは、入り口で手渡された三本の長い線香を手に台湾独自の参拝をしました。また、ボエとよばれる伝統的な占いを行い日本との違いを実感しました。

台湾一日目3

台湾一日目4

(龍山寺 台湾の神様が祭られている場所。それぞれに線香を供える場所が設けられており、
参拝者は自分の願いを叶えてくれる神様に線香を捧げる。)

 

 参拝後は現地で合流したガイド役を務めてくださった許さんと共に台湾の美味しい料理に舌鼓を打ちました。

 その後は、ホテルに戻り2日目に備えて各自充分な休息をとりました。

 以上が台湾調査実習の1日目となります。台湾の文化に触れると共に、龍山寺という日本とは異なる寺院を見学しとても充実した初日となりました。

 

哲学・宗教文化コース2年 長澤洋亮 (執筆・写真)

 

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