学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際教養コース

授業「日本の伝統美研究A」の紹介

平成27年度から仏教学科には国際教養コースが新たに設置されました。国際教養コースとは、単に英語が話せるだけではなく、日本の伝統(文化・芸術・衣食住など)を体験し学び、これらを世界に向けて発信できる人材を育成するコースです。その国際教養コースの学生向けに秋学期「日本の伝統美研究A」という授業がありました。この授業は、華道小原流の先生方に講義をして頂き、また実際に演習として生け花を教わります。
     指導 2 指導 3
     指導 1 指導 4
先生のデモンストレーションを見た後、生徒が自分で同じように花をいけて、それに対して先生が個別に指導してくださります。生徒にとって、普段なかなか華道には触れることができない貴重な体験になったと思います。みんな真剣にとりくみ、時に笑顔をみせる場面もありました。
        雰囲気 1 雰囲気 2
また先日、小原流家元の小原宏貴先生がご指導をして下さりました。先生は6歳の時に小原流を継承されたそうです。まだ歳が二十代後半にもかかわらず、講義もわかりやすく時に学生を笑わせる会話などしてくださり、とても素敵な方でした。
     家元
この授業を受講した学生には小原流初等科修了証が授与されるそうです。はれて学生は華道小原流の「たまご」になるのです。この経験を活かし、将来海外に、日本の良さを広められる人になれるといいですね。


                                            文責 髙木雅弘






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