学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

クリエイティブライティングコース

印刷博物館、見学の模様と1年生の感想

印刷博物館にはビジュアルコミュニケーション・メディアの歴史がわかりやすく展示されています。

プロローグゾーンでは、ラスコーの洞窟壁画をはじめ、ロゼッタストーンや嵯峨本など100点を超す印刷史上たいせつな史料のレプリカ(一部は実物)が壁面に展示され、手で触れることもできます。
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総合展示ゾーンには、年代の判明している世界最古の印刷物である百万塔陀羅尼や徳川家康がつくらせた駿河版銅活字などの実物をはじめ、最新の印刷方法の映像によるガイドなど、何回も見たくなる貴重な史料が展示されています。

そして、印刷工房「印刷の家」では、今では珍しくなった活版印刷を実際に体験できるため、学生たちもはじめての体験に喜んでいました。
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学生たちの感想の一部を紹介します。

・「グーテンベルクの42行聖書がよかった。他にも教科書で紹介されていたものの本物

を間近に見ることができて、いまさら博物館なんてと思っていたが、何度も来たいと思った。

・学芸員さんの説明もわかりやすく面白かったので、学芸員という仕事にも興味がわいた。学芸員の資格をとることも考えて、これからの授業を選ぼうと思う。

・展示法も工夫されているし、活版印刷の体験でつくらせてもらった「母の日メッセージカード」は大切に、母に渡したい。

・福沢諭吉の「学問のすすめ」に平仮名とカタカナで出版されているものがあることをうかがったのが面白かった。

・「one piece」や「ガンダム」の原画とジェットプリンターで印刷されたものが並べて展示されているのがよかった。

印刷博物館は最寄りの駅から13分ほど歩くからなのか、いつもすいていて、じっくり展示を見ることができる。しかも学生は入館料200円。表現学部の学生はもちろん、他の学部のみなさんにも絶対オススメの穴場博物館ですよ。

(渡邊直樹)

 
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