学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

エンターテイメントビジネスコース

医療とエンタメのコラボレーション「防ごう!医療崩壊!患者力向上PR企画」


こんにちは。エンターテインメントビジネスコース(以下エンビズ)2年の基礎ゼミナール、ブログ担当の園田です。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、大正大学の2020年春学期はオンライン授業でのスタートです。

今年度、春学期のエンビズ基礎ゼミナールで
私たちエンビズ2年生は、一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクト(理事:福岡正博氏)にご協力にいただき、
「患者力」という考え方を普及させることを目的とした啓蒙活動「Patient Empowerment Program(PEP)プロジェクト」
との共同研究を行うことになりました。今回は5/12に実施した初回授業の報告です。

◎基礎ゼミナールは、エンビズコースの2年生を対象としたクラスです。
研究の方法を学び、論文等の執筆力を高めるとともに、先行研究や統計データなどのエビデンスを踏まえて得た情報をもとに、
ディスカッションを重ね、クリティカルシンキングやプレゼンテーションの手法を身につけます。

◎「患者力」とは、患者自身が病気や治療について理解し、いろいろな知識を習得しながら、
医療者とのコミュニケーションを通して信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢のことです。


このプロジェクトでは、エンビズ2年生は5つの班に分かれ、各班で医療現場の事例や体制、
他国と日本の比較など現状の調査・分析を行い、「大学生をターゲットとしたPEPプロジェクトのPR企画」を発表します。

 

初回授業では、アメリカテキサス州からMDアンダーソンがんセンターの医師である上野直人先生、
国内から秋田厚生医療センター医師の守田亮先生、白河厚生総合病院医師の東光久先生、
看護師の長谷川友美先生をお迎えし、オンラインで新型コロナウイルス感染症による影響を受ける医療現場の現状と
「患者力」の必要性についてのお話を伺いました。

先生方は、医療者任せの患者が多いことや社会全体の医療への当事者意識の不足、
患者やメディアの情報リテラシーの低さなど、医療者が感じている様々な問題を挙げ、
「誰もがコロナウイルス感染症やがんに関わる可能性がある。大事なのは医療者任せにせず自分ごととして考えること。」
(東先生)と「患者力」の重要性を解説してくださいました。

そして、私たちがこれから取り組んでいくPEPのPR企画については、医療とPRが上手く結び付かない現状に、
「医療を入り口にしてしまうと一般の人はなかなか入ってこない。既存の方法以外で、全く新しい発想のムーヴメントが必要。」(上野先生)とアドバイスをいただきました。また、それぞれの班から出た質問にも丁寧に答えていただきました。


(オンラインでディスカッションしている様子)

エンビズの学生からは、「このプロジェクトで『患者力』という言葉を初めて知ったが、医療の言葉はそれだけで自分たちには難しいものに感じてしまう。」「視点を変えて新しいところから入っていくのが若い人には伝わりやすいのではないか。」という意見が出ました。

最後に講師の先生方から、「エンビズの皆さんのPRを通じて世の中を変えたい。インパクトのあるPRとその先につながっていく何かを。」(守田先生)や「表現やエンタメビジネスを学んでいるエンビズ生だからできるPR企画を。」(長谷川先生)「思いっきりとんでもないアイディアを。」(上野先生)といった今回のプロジェクトへの期待が詰まった言葉をいただき授業は終了しました。


次回の授業から、いよいよ各班に分かれて「大学生をターゲットにした、PEPプロジェクトのPR企画」の研究、
検討を行っていきます。オンライン授業での取り組みとなるので、メンバー同士のコミュニケーションや
情報共有が難しくなることが予想されます。
しかし、学生ならではの柔軟な発想と感覚を武器に、医療の現状を丁寧に調査し、
エンビズコースの授業で学んだマーケティングやブランディング、
プロデュースの手法を存分に発揮したPR企画の提案をしていきたいと考えています。