学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

アート&エンターテインメントワークコース

2年PBL ブライダル実習 リハーサルを終えて

こんにちは。

アート&エンターテインメントワークコース2年の中村真由です。

 

 

6回の授業では、いよいよリハーサルが行われました。

午前中は学生のみでの確認。午後からは全日本ブライダル協会山梨県支部の先生方や外川先生とともに、シビルウェディングの会場となる8号館にて全体リハーサルを実施しました。

これまで準備を重ねてきた集大成という気持ちもあり、緊張感のある一日でした。

 

まず学生だけのリハーサルでは、三年生の先輩から動き方や立ち位置の指導を受けました。「進行中にサポート役が勝手に動かないこと」「学生はカーペットを踏まないように動線を考えること」といった細かい点まで注意を受け、自分たちの動きにまだ曖昧な部分があると感じました。

リハーサルを重ねるごとに、「自分の動きを理解するだけでなく、全体を見て行動する」という意識の大切さを痛感しています。

 

午後からの全体リハーサルでは実際に使用する備品を使い、本番に近い形で進行しました。

しかし、設営の段階で手が空いてしまう学生がいたり、控室の準備を担当する学生が会場装飾に入ってしまったりといった問題が発生。

役割分担の理解がまだ不十分だと分かり、チームとしての連携の難しさを改めて感じました。

また、入場シーンでのベールダウンのタイミングやサポート役の動線が曖昧だったため、今後はセリフや合図の明確化が必要だと思いました。

 

ブライダル協会の先生からは、「新郎新婦を盛り上げる気持ちを持つこと」「拍手を大袈裟にするくらいでちょうどいい」といったアドバイスをいただきました。動作ひとつにも、想いのつながりを感じさせる意識が必要だということを学びました。

 

また、外川先生からは「焦って早く動いてしまう学生が多い」「真剣になりすぎて下を向くとクライアントが不安になる」とのご指摘がありました。自分自身も緊張すると動きが早くなってしまったり、表情が固くなってしまうので、落ち着いて所作を美しく見せることを心がけたいと思います。

 

リハーサル全体を通して感じたのは、ブライダルという現場はチームの息の合わせ方がすべてだということです。

一人の動きが全体の印象を左右するため、誰か一人が気を抜くだけで雰囲気が崩れてしまいます。

本番では、全員が同じ方向を向き、同じ気持ちで新郎新婦を祝福できるようにしたいと思います。

 

 

 

 

 

次回はいよいよ本番です。

今回の反省をしっかりと次に活かし、笑顔と余裕を忘れずに、最高の式を作り上げたいです。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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