学部・大学院

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宗学コース

2011.7.20 【大学入門1-Ⅱのご報告】

豊山長谷寺の朝勤行(大学入門1-Ⅱ)ご報告

 

6世紀に日本に伝来した仏教。平安時代には伝教大師最澄により天台宗が開かれ、弘法大師空海により真言宗が、そして平安末期には法然上人により浄土宗が開かれました。この大正大学は、その三宗四派(天台・真言豊山・真言智山・浄土)によって設立されました。

さて、20限目の大学入門では、真言宗豊山派学生会による「豊山長谷寺朝勤行」が授業の一環として行われました。この「朝勤行」は、真言宗豊山派の総本山である奈良県の長谷寺で毎朝行われている勤行です。まず、法要の始めに真言豊山法儀研究担当の石井祐聖先生から長谷寺における朝勤行の説明を受けました。

 

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長谷寺の映像が流れる中でヴァイオリンの演奏(木村恵見さん)があり、「花のみ寺」として実に優しい雰囲気がかもし出されました。

 

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すると一転して、ほら貝が吹き鳴らされるや場内の静寂が破られ、僧侶が入場して『錫杖経』が唱えられ、太鼓とともに『般若心経』『観音経』といった朝勤行の轟音が場内を圧倒しました。

 

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最後には、興教大師覚鑁上人に向かって『密厳院発露懺悔文』を唱えて、一同退場するところで、長谷寺和讃のご詠歌が聞こえてきて、会場に出席していた皆さんも晴れ晴れとした気持ちになることができました。

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  当日の法要では、世界平和・萬民豊楽・学内安穏・所願成就を願い、さらには東日本大震災により犠牲となられた多くの御霊のご冥福を心からお祈りして行われました。

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