学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

宗学コース

真言豊山学研究室だよりー水曜礼拝

豊山学生会による水曜礼拝と成道会のご案内

 

6世紀に日本に伝来した仏教。平安時代には伝教大師最澄により天台宗が開かれ、弘法大師空海により真言宗が、そして平安末期には法然上人により浄土宗が開かれました。この大正大学は、その三宗四派(天台・真言豊山・真言智山・浄土)によって設立されました。

真言豊山学に所属する学生の皆さんは、弘法大師の教学や所依の経典について日夜研究に励んでいます。その他、法儀研究や伝道学や悉曇学など実践面についても、学生の皆さんは日々研鑽をつんでおります。下の写真は正規の授業の他にも「法儀ゼミ」として行われておりますゼミ風景です。学生の皆さんが一生懸命、声明の練習に精を出しているのがおわかりになると思います。

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その成果として、さる1116日のお昼休み、大正大学の礼拝堂にて、真言宗豊山派学生会主催によります「豊山長谷寺朝勤行」が〈水曜礼拝〉の仏教行事として行われました。この「朝勤行」は、真言宗豊山派の総本山である奈良県の長谷寺で毎朝行われている勤行です。   

 

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当日の法要では、世界平和・萬民豊楽・学内安穏・所願成就を願い、さらには東日本大震災により犠牲となられた多くの御霊のご冥福を心からお祈りして行われました。

 

また、来る127日(水)には、大正大学の成道会に際しまして、豊山学生会では、巣鴨真性寺さまからのお練りを行い(11:25)、大正大学礼拝堂にて雅楽の演奏(12:25)・護摩12:35)・太鼓による六大響(12:50)・大般若の転読会(13:05)を執り行う予定です。ご父兄や同窓生の皆さまも、どうぞご見学にいらっしゃってください、お待ちしております。

 

文責 真言豊山学 准教授 大塚伸夫

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