宗学コース

【仏教学科】すがも鴨台観音堂落慶の風景～お練り～

 ５月１８日(土)、すがも鴨台観音堂(さざえ堂)の落慶法要に先立ち、仏教学科大学院生・学部生によるお練りがおこなわれました。歴代４学長を導師とし、巣鴨の真性寺様から地蔵通り・庚申塚通りを経てさざえ堂へのコースを歩きます。出仕したのは、仏教学科宗学コースに所属する学生、大学院生をはじめ教員約２００名です。全員で真性寺ご本尊様前で「開経偈・心経１巻」を誦経し、お練りが始まりました。

 

 

 

 

 

 

お練りは、各宗派の特徴がよくあらわれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天台宗は「十方念仏」、真言宗豊山派は「光明真言」、真言宗智山派は「合殺」、浄土宗は「念仏」を順番に唱えながら歩きます。雅楽部による「越天楽」も奏され賑やかなお練りとなりました。賑やかな地蔵通りで、皆さんが興味深く迎えてくださいました。

 

 

 

 

 

 

地元の方にも愛されるスポットになりますようにと願いをこめます。

衣で炎天下のアスファルトを歩くのはとっても大変です。

 

１時間かけて、観音堂に到着しました。

 

 

 

 

 

観音堂での法要のあいだ、礼拝堂の本尊・阿弥陀如来に報告をおこなうための読経をいたしました。

　　

４宗派が揃って読経する機会はあまりありませんが、キャンパスに響き渡るその声は、大変力強く感動的でした。

 

皆で力を合わせ、立派なお練りとなりました。

沿道で見守って下さった方々、ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仏教学科助手　池田そのみ