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宗学コース

【智山学研究室だより】「文化の探求」写仏実習

平成27年6月24日(水)、大正大学礼拝堂にて、「文化の探究」の授業の一端として、写仏の授業が行われました。これは先週17日より2週連続で開講されたものです。ご指導いただきました講師の方は、去年に引き続き、鈴木裕子先生です。アシスタントとして金順子さんにご協力いただきました。最初に元山先生のご挨拶をいだだき、写仏実習へと入りました。

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それでは、写真を交えながら簡単に、授業風景をご説明していきましょう。

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まず、先生が仏さまをお書きする上で、重要な箇所、眼や唇の書き方を解説してくださいました。要するに写仏とは写経とは違い「二度筆」をしてもよく、自分の書きたい方向・向きに回転させながら書いてもいいそうです。また、仏さまを写すということは、写仏する仏さまに失礼の無いように、書く手の下に紙を敷きながら行うことが大事だとか。

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みんな真剣に書いております。人それぞれの想いが込められた仏さまが画かれています。だいたい完成間近になると、先生から、写仏をしたご本人のお願いごとを「為○○○○」と書き、お名前を「○○○○謹写」とか「○○○○拝写」と書くようにと指導いただき、みんな思い思いのお願いを丁寧に書いていました。

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最後に、何名かの学生さんにご協力いただいて、記念写真を撮らせていただきました。先生のとても分かりやすい解説・指導のもと、だれでも気軽に写仏の世界に入ることができ、その面白さに触れ、みんな夢中に仏さまを写していました。お疲れ様でした。

智山学コース副手 文責 関悠倫

 

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