学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

【卒業生の声】企業で活躍中の先輩からお便りいただきました

1、自己紹介
はじめまして。2017年卒の市村と申します。
4年生の時には山内ゼミで近代文学と並行して、教職課程と日本語教員の資格を学んでいました。
勉強ももちろん頑張っていましたがそれ以上に、日本文学科の同期みんなで集まって何かを企画することが好きで、飲み会や学祭・盆踊りといったイベントに出店したことはいい思い出です。

↑大学の友人に紹介いただいた人と結婚しました

現在勤めている仕事で大学との関わりを持つことがあり、今回寄稿する運びとなりました。

2、今何の仕事をしているか

精密機器のメーカー『寺岡精工』で4年間営業に勤め、今年より人事の研修担当となりました。

寺岡精工はPOSレジスタやコンビニのお弁当に貼ってあるラベル等を発行するラベルプリンタを扱っています。実は鴨台食堂にも製品が入ってます。

↑大学近くのみらべる様も弊社POSです

この会社との出会いは、大正大学で行われた学内説明会で「新しい常識を創造する」のフレーズが心に響き興味を持ちました。当初、国語の教員を目指していたのですが、生徒に社会と結び付いた授業をしたいと思い、社会人経験を積むことを目的として就職活動を始めました。

いざ社会に出て営業になってみると、製品を提案することの楽しさや商談が決まった時の達成感が癖になり、気づいたら早4年。この仕事で特に好きなところは、自分の頑張りが実際に形になることです。


↑商談から納品まで行います

今年より、新人育成を始めとした研修を企画・実行する担当者へ異動となりました。再び人の前に立って何かを教えることになるとは思いませんでしたが、大学時代に培った教職課程の内容を必死に思い出し、4月に入社する新入社員を対象とした研修起案を検討しています。


↑内定者へブースを紹介しているときの写真です

3、日文の人へのメッセージ
社会人になってまだ4年ほどしか経っていませんが、「言葉」の大切さを痛感することが多いです。

仕事の資料作成や人前で話すときはもちろん、職場の方の方とはジェネレーションギャップやカルチャーショックなどのいくつかの壁を越えた上でのコミュニケーションが必要となります。そのため、考えが伝わらずにストレスにつながることもあれば、距離が縮まったのを感じるとガッツポーズを取ってしまうくらい嬉しくなり、それをモチベーションに頑張ることもしばしばです。

「言葉」で学生の時より気をつけて話しているのは、言葉遣いは最低限のこと、ものの言い回しや言葉のボキャブラリーを増やし、それらを使って相手に伝えることです。職業柄、専門用語が多いので他の言葉に変換したり、何か例に例えたり説明するように意識づけて話しているのですが、この手段は日常のコミュニケーションにも役立つことがわかりました。意識づけしてからは、自分の気持ちや考えを詳細に伝えることができ、なおかつ相手がより理解してくれることが多くなりました。また、思わぬ収穫としては、気持ちにわだかまりがある時に的確な「言葉」で表現できると予想よりもすっきりすることです。皆さんも人に悩みを話すとすっきりしますよね。根本は同じですが、気持ちを詳細に表現できると楽しいです。

皆さんが所属している学科は、人々が考えまとめあげたものを作品として読み、自分の「言葉」で再編集する機会があり、間違っていれば正してくれる先生たちがいます。私が学生生活で経験しそびれた事の一つに、在学中にこの機会を通してもっと「言葉」を自分のものにしておけばと思ったことです。ぜひ皆さんが日本文学科で言葉のプロフェッショナルになり、社会で活躍してくださるのを楽しみにしてます。



〔学科スタッフより〕
市村さんからいただいた原稿は以上です。市村さん、この度はご寄稿まことにありがとうございました。「言葉」の大切さは学科の学習の中心で、とても大切なメッセージをいただいたように思います。また、前回ご寄稿いただいた本間さんもそうですが、教職を学ぶことや教職自体が動機付けとなって、企業での活躍に結びついていることが非常によくわかります。市村さんの引き続いてのご活躍に心から期待しています。今後ともよろしくお願いします!


大正大学文学部日本文学科