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日本文学科

【日本文学科】授業紹介・基礎ゼミⅢ・Ⅳ

大正大学日本文学科の授業紹介として、前回は1年生向けのゼミ形式の科目である「基礎ゼミナールⅠ・Ⅱ」をご紹介しました。今回は前回の記事を踏まえて、2年生向けのゼミ形式の科目「基礎ゼミナールⅢ・Ⅳ」(以下、基礎ゼミⅢ・Ⅳ)の授業とその取り組みをご紹介します。

前回ご説明したとおり、基礎ゼミⅠ・Ⅱでは、1年間で「近現代文学」「古典文学」「日本文化」「日本語学」の4分野を一通り学びます。

2年生の基礎ゼミⅢ・Ⅳでは、1年生の終わりの希望調査にそって、4分野から2分野を選んで学べます。例えば、「近現代文学」分野と「日本語学」分野といった形で、自分の志望を反映させる形で所属するゼミを選ぶことが出来るのです。

こちらも、授業の構成は年度ごとに更新されているので、以下では一例として、「近現代文学」分野と「古典文学」分野の今年度の内容を簡単にご紹介すると共に、今年度に実際に受講した在校生の感想を要約して紹介してみたいと思います。

【写真1】近現代文学分野のプレゼンの様子(1)
 
【近現代文学分野】
国木田独歩、森鷗外、横光利一、岡本かの子などの小説を取り上げて、近代小説の読解のための基礎である精緻な読解、および背景調査を学ぶことが出来ます。また、近現代の中長編小説のプレゼンテーションも行っています(右の写真1~4はその様子です)。

〔学生の声〕
このゼミのおかげで、全く読んだことがなかった作家について調べる機会を得られました。真剣に調べなければわからないことがたくさんあることを知ることができたことが収穫です。また文学作品について話し合いながら意見を固めて行く授業形式が私に合っていると感じました。

【古典文学分野】
『伊勢物語』を題材として取り上げて、作品の原文の整え方や、古語で書かれた作品の原文を、一語・一表現から精確に読み解く方法、過去の研究と向き合いながら自分の意見を述べる姿勢を学ぶことが出来ます。
 

【写真2】近現代文学分野のプレゼンの様子(2)


【写真3】近現代文学分野のプレゼンの様子(3)
〔学生の声〕
『伊勢物語』の章段をひとつ選んで翻刻・鑑賞・考察をする課題は、今までの大学の授業の中で一番興味をもって取り組むことが出来ました。『伊勢物語』は高校での授業でも扱われている作品ですが、自分の学びやクラスの発表を通して、より深く内容の理解ができ、また古典文学の学習(翻刻・考察)への大きな意欲をもつきっかけになりました。

以上、今年度の授業紹介でした。「文学」分野に共通しているのは、実際に作品そのものに向き合って自分の意見を述べる練習の場が用意されていて、ゼミのクラスメイトと共に切磋琢磨出来るということになるでしょう。

【写真4】近現代文学分野のプレゼンの様子(4)
 
もちろん、こうした体験は「日本語学」や「日本文化」の分野でも達成出来るように授業計画が組まれています。

1年次の「基礎ゼミⅠ・Ⅱ」および、上記のような2年次の「基礎ゼミⅢ・Ⅳ」を踏まえて、3年次以降では「課題研究Ⅰ~Ⅳ」で一つの分野の一つの研究室に所属してゼミ活動を行っていくことになります。

日本文学科では、引き続きこうした授業紹介を続けていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。あるいは、在校生の皆さんからの体験談などもお待ちしています。

今年度の更新はこれが最後の予定です。読んでくださった皆さん、今年もありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。

新年度は、
Twitterも随時更新予定です。良かったらこちらもチェックしていってください。
大正大学文学部 日本文学科
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