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哲学・宗教文化コース

【哲・宗】宗教文化研究B台湾調査旅行(B班③)

今回は台湾調査旅行のB班三日目の様子をお伝え致します。
前回の記事はこちら

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宗教文化研究B 台湾調査旅行3日目

B班は、3日目の朝九時に宿を出発し、烏來に向かいました。台北市内から一時間くらいの距離です。
MRTで新店に向かい、そこからバスに乗り換えます。台湾のバスは種類が多く複雑なので、ここでも乗るまでに苦労しました。
台湾のバスは日本とは違い、手を上げないと止まってくれません。注意が必要です。
終点の烏來までは山道が続きます。凄い荒い運転で酔いそうになりました(笑)。

まず初めに目的でもある、烏來泰雅族民族博物館を訪れました。
台湾民族の中で最も多いとされるのが泰雅族(タイヤル族)です。
博物館では、装飾品や建築物の模型などが展示され、さらにタイヤル語や儀礼など細かく説明されています。
当時の原住民の暮らしを知ることができとても興味深く感じ、今後さらに理解を深めていきたいと思います。

ちなみに入場料は無料なのでおすすめです。

      


それから私たちは烏來の中心部に向かいました。
川に沿って温泉街が続いています。中心部には屋台や温泉宿があり日本の温泉街と似たような風景が広がっています。
徒歩20分くらい歩くと「白井の滝」があります。烏來の一番の見どころでもあります。
ロープウェイがあり滝の上に行くこともできます。カフェやレストランなどもあります。
タイヤル族の民芸品店により烏來を後にしました。


      


午後からは台北に戻り、みんなで集合することになっている淡水に向かいました。淡水は台湾の港町です。
MRT淡水駅を降りると屋台がたくさんあります。屋台でパパイヤミルクとイカフライを食べました。パパイヤミルクはとてもおいしかったです。
夕食は紅楼という史跡にできた三階のカフェで許さん(先生の友人)と食事を取りました。


              


淡水の夜景が一望出来てとても綺麗でした。

今回、宗教文化研究Bの授業をとる仲間達と台湾調査旅行に行ってきたわけですが、とても貴重な経験となりました。
台湾の歴史や宗教に興味を持つことができたし、台湾の文化・社会を肌で感じることができました。これからの勉強の糧になると思います。
台湾では日本統治時代の文化が今でも残っているようで、右も左も分からない私達日本人に対して、優しく接してくださる機会が何度もあり、とても嬉しかったです。
ジャスチャーで通じるのですが、言葉を話すことができないのが、もどかしく悔しかったです。
中国語が少しでも出来ればもっと楽しく過ごすことができるし、まだ見えない世界もみられるような気がするので、今度は中国語を勉強してから、また台湾を訪れたいと思います。
台湾は料理がとても美味しいです。料理がとても美味しいので、これだけでもまた来たいと感じます。
事前に、台湾はとてもいいところだと耳にはしていましたが、実際に行ってみて、体感してみて、台湾の良さが本当に実感・理解できました。
今回引率してくださった寺田教授、それと現地でガイドをして下さった、許さん、本当にありがとうございました。大学生活の中で一番の思い出となると思います。


                                                文責 蹄遼平
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♪次回はB班四日目の様子をお伝え致します。
(次回で台湾調査旅行記は最終回です)。

                                               人文学科 副手
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