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「学び」と「実践」を通じた人材育成

教職コース

教育人間学専門ゼミナールの合宿

教育人間学専門ゼミナール(担当教員 坪井龍太)の学生11人が、離島の教育の特質を学ぶために東京都八丈島を訪問しました(平成30年9月9日~11日)。

 

9月は台風シーズン、船が欠航してはせっかくの合宿が中止になってしまうため、飛行機を利用して八丈島を訪れました。八丈島空港に着陸する直前、雄大な八丈富士が見えましたが、残念ながら山頂は雲に包まれていました。初日の夕食は、参加学生11名の内、4名が自発的に八丈島の学校の先生、くさや工場の社長さん、あしたば工場の社長さんを囲み、夕食会を開きました。島寿司がたいへんおいしかったです。

 

 

2日目の午前中は、都立八丈高校訪問です。八丈高校はたいへん大きな建物の学校です。校長室で千葉勝吾校長先生から八丈高校の特徴について、お話を聞きました。その後、2年生の数学の授業を参観し、校長先生と活発な質疑応答もしました。

 


 

午後は、八丈町立富士中学校を訪問しました。中学校の玄関には、大正大学の学生を歓迎する立て札がありました。最初に体育祭のリレーの練習を見学しようとしていたら、亜熱帯の八丈島らしく、突然の雷雨に見舞われ、昇降口に中学生ともども学生たちは避難しました。その後、急に晴れると八丈島ならではの鮮やかな虹を見ることができました。中学生たちの楽しそうなバトンパスの練習は、八丈島の子どもらしさがあふれる和気藹々としたものでした。

 

 

 

体育祭の練習を見学した後、会議室で富士中学校の生徒会役員の生徒たちと交流会を開き、学生たちが用意してきた質問を中学生たちに投げかけました。離島の中学生は、義務教育の9年間、クラス替えを経験しないこと、将来は八丈島を離れ進学・就職することを「普通」のことと思っていること、島の生活では自動車が欠かせず、先生方の自動車の車種やナンバーを生徒たちが皆知っているため、先生方は休みの日も関係なく、生徒たちに行動が把握されてしまっていることなど、都会の学校では考えられないような生徒と先生の関係がありました。

 

離島で教育を受ける子どもたちの姿は、都会暮らしの学生たちから見て、とてもうらやましいものでした。