学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

教職コース

教育人間学基礎演習の一コマ

教育人間学基礎演習(担当教員 坪井龍太)は、1年生のための初年次ゼミナールです。レポートの書き方などのアカデミック・ライティングも大事な授業内容ですが、「飛び出せ大正大生」をキーワードに、学外での活動にも取り組んでいます。そして何よりも、大正大学を好きになることを大きなテーマにしています。そのために大学の所在する巣鴨界隈を散策することにしました(20181025日)。

ふだん大学から地下鉄西巣鴨駅か、JR板橋駅にまっすぐ向かう学生が多いのか、巣鴨地蔵通り商店街は「初めて」という学生もちらほらといました。「おばあちゃんの原宿」のイメージが強かったのですが、外国人も多く見かけ、多文化化する日本の垣間見える巣鴨散策となりました。おいしそうな食べ物屋さんもたくさんあり、「教室での授業よりこっちがいい」との声も上がりましたが、授業の時間内に集団で巣鴨散策するのは、「今回限り」となる見込みです。「ゼミ生が同じ体験をする」ことはこれからも大切にしていきたいと思います。

当日の学生のレポートを2つ紹介します。

 「おばあちゃんだけの原宿ではない」

 今回飛び出した先は、おばあちゃんの原宿といわれ、大正大学のある巣鴨地蔵通り商店街だ。そこで感じたのは、おばあちゃんだけの原宿ではないということだ。

 散策し始めた頃は、確かにお年寄りが多いと感じた。しかし、徐々に奥に進んでいくにつれて、若者もいれば、外国人も多いということに気づいた。そこで、外国人は何を見て、楽しんでいるのだろうかと疑問を持ち、観察してみることにした。有名な赤パンツを見たり、せんべいやまんじゅうといった和菓子を堪能していることが分かった。渋谷や原宿といった、日本を代表するような都会とは違い、下町の良さがあふれるところが、外国人にとっては魅力的なのだろう。外国人の楽しみ方から、巣鴨の地域の良さを学んだのは驚きだったが、巣鴨の新たな一面を見ることができたような気もした。

 大学がある巣鴨を散策して、まだまだ知らないことが多いことに気づいた。また、視点を変えてみることで、新たな楽しみ方も学ぶことができた。今回学んだことを活かし、私の地元のことも調べてみたい。

 

「行かなければ感じられなかったこと」

 今回、大正大学についてより多くのことを知るために、大学と関りが深い周辺地域である巣鴨を散策した。主に地蔵通り商店街をみんなで歩いた。

 歩いていて感じたのは、どのお店も「巣鴨」という場所やワードを大事にしていた事である。お店や商品の名前に積極的に使っているように感じた。どこにでも売っているような商品にでも、「巣鴨」というワードをつければ商品に特色がでるという理由でつけていると考えることもできるが、私はそこに商店街の一体感を感じた。多くのお店が巣鴨という街全体や商店街を盛り上げていこうとする気持ちを持っていなければ、感じなかったことであるだろう。

 大正大学は、地域との連携を大切にしている大学である。私は、今回の散策で巣地蔵通り商店街の人々の団結をみた。そして、自分の通う大学もその団結のなかに積極的に参加しているということを誇りに思った。