学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

社会福祉学専攻

【社会福祉学専攻教員 Episode2】(新保祐光先生)

 僕の研究は、医療ソーシャルワーカー時代の経験に強く影響を受けています。それは、本人、家族を含めた関係者の話し合いのなかで「本当にこれでいいのかな。(関係者の誰かが)言いたいことをいえてない、または納得しきれてないな」と思うことがあったことです。

 医療における決定は、専門職の判断と患者本人の意向、そしてその生活に関わる人たちの意向がそれぞれ尊重される必要があります。その尊重される話し合いってどういうことだろうということが僕の研究関心の中心です。

 研究を続ける中で、支えとなる2つの理論に出会いました。一つがシステム理論です。学部時代からの恩師である佐藤豊道先生の「人間:環境:時間:空間の交互作用」という視点に惹かれ、N.Luhmann、河本英夫等も何度も読みました。

 くわえてJ,Rowlsの「正義論」です。倫理的決定を考えるうえで、関連書籍を読み進めていくうえで「正義の2原理」、「反省的均衡」に強く関心を持ちました。

 あと僕は大学院では、天台宗の寺の住職と言うことで「仏教ソーシャルワーク論」を担当しています。まだまだ足りてませんが、勉強を深めているところです。


【社会福祉学専攻教員 Episode3】は髙橋一弘先生です。よろしくお願いします。