学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

社会福祉学専攻

大学院合宿を実施しました

 2022年2月13日(土)に、大学院人間学研究科社会福祉学専攻の合宿を実施しました。新型コロナウイルス拡大前は、大学院生と担当教員が、1泊2日にて行ってきた恒例行事です。夜には院生と教員の交流会も開催され、お互いの立場を越えて親睦を深める機会となっていました。しかしながら、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、残念ながら昨年度と同様に、オンライン形式による1日のみの開催となりました。

 それでも、本専攻の修了生と本学名誉教授の石川到覚先生をお迎えしての講話、院生、研究生7名による研究経過報告会という充実した内容で、合宿と称するにふさわしいプログラムが展開されました。

 午前のプログラムでは、本専攻を修了された野村拓夢氏(国分寺社会福祉協議会)、荒木大輔氏(社会福祉法人武蔵野)より、大学院での研究成果を実践に統合する試みと課題について、日頃のソーシャルワーク実践を踏まえた、臨場感のある実践研究の報告を聴講することができました。また、石川到覚先生からは、野村、荒木両氏の実践研究を踏まえて、研究と実践の循環を創出するためのソーシャルワーク実践の協働循環・志向モデル、ソーシャルワーカーの実践力の創生に係る「金糸瓜モデル」、学修過程の構造について、熱のこもったご教示をいただきました。

 午後のプログラムでは、博士前期課程、博士後期課程、研究生の研究経過報告会が開催され、院生よりこれまでの研究活動の中間的な成果について報告を受けました。あわせて、その成果と今後の研究活動に係る質疑応答が交わされました。院の担当教員からは、厳しいながらも愛情のこもった質問や助言、指導がなされ、院生それぞれに新たな研究課題への気づきやそれに取り組むための視点、知見を得たようでした。

 午前、午後のプログラムを通して、院生、修了生、担当教員が、それぞれの立場を越えて、本専攻の目指す「研究と実践の循環の創出」を志向した議論が一層深まる合宿となりました。

 この企画が、院生各位の研究課題の探究に向けたモチベーションアップに寄与することを願ってやみません。

(文責:鈴木 孝典)