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社会福祉学専攻

社会福祉学専攻 研究課題発表会開催

 

 去る4月23日(水)18時30分~、研究課題発表会を開催しました。

 今回は、修士課程5名、博士課程1名の計6名が、10分間の発表、その後、教員からの質疑応答がありました。

 各自の発表は、春休み期間中の研究進捗状況がわかるものでありました。

 

 

 まず、今年度の修士1年生は、先輩院生たちの研究発表を聞く機会となったため、どのような感想をもったのか、その一部を以下に紹介します。

 「日中は仕事もあるため、使える時間が短いので、改めて研究スケジュールを立てていかなければと考えました。」

 「自分自身の2年目3年目と重ね合わせ、長期の視点で研究の進み方を捉えることができた。また、10分という限られた時間で自身の研究を簡潔に伝える難しさも感じた。」

 「研究の目的や背景が分かりやすく説明されていて、データに基づいた話の流れがとても印象的だった。(中略)私も、自分の研究への向き合い方を見直す良いきっかけになった。」

 「今回の発表会を通して、研究とは『声にならない声』に耳を傾け、社会の中で見過ごされがちな課題に光を当てる営みであると実感しました。私も今後、福祉分野の一員として、当事者の視点を大切にしながら、実践に繋がる研究を目指したいと思います。」

 「研究の構成や方法、データの収集・分析の工夫など、今後の自分の研究を進めるうえで参考になる点が多くありました。」

 「効果的な発表技術の重要性です。適切な話す速さ、効果的な身振り手振り、重要なデータの強調方法など、細かな配慮が発表の質を大きく左右することを学びました。この経験を通じて、自分の将来の研究生活に対する期待と不安が同時に湧いてきました。」

 

 

 修士1年生にとって、先輩たちの研究発表を聞くことは、一抹の不安はあるものの、自分もやってみようというチャレンジングな気持ちになる大学院生活のスタートになったようです。

 

 そして発表を行った院生には、教員たちの質問やアドバイスにより、研究のブラッシュアップへつながっていくことを期待しております。

(文責:宮崎牧子)

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