学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

社会福祉学専攻

2026年度 研究倫理教育プログラムを実施しました

 5月13日(水)、全院生および教員参加のもと、研究倫理に関する基礎知識と本学の研究倫理審査システムへの理解を深めるため、講義とワークショップを実施しました。

 

 前半の講義では、教員より研究倫理の基盤となる考え方や、本学における研究倫理審査システムの概要について説明がありました。続いて、院生2名が「倫理審査請求・研究計画書」作成時の経験について発表しました。

 

 この中で、研究倫理審査を受けることは、調査対象者の人権を守り、研究成果を社会へ還元するために不可欠であること、また、審査委員会や指導教員とのやり取りを通して研究デザインがより洗練されていくことが説明されました。そのため、調査開始時期から逆算し、計画的に準備を進めることの重要性が強調されました。

 

 特に院生からは、書類作成にあたって「自分だけが理解できる表現」ではなく、「第三者にも伝わる表現」を意識することの大切さが共有されました。また、その際には、専攻内で年数回開催されている研究発表会でのプレゼンテーションや、教員からの指導・コメントが大いに役立ったとの経験談も紹介されました。

 

 続くワークショップでは、経験談を発表した院生2名の実際の提出書類を教材として用い、2グループにわかれて質疑応答を行いました。書類作成を控えた修士2年の院生からは具体的な質問が多く寄せられ、教材を提供した院生からは後輩へのアドバイスも共有されました。また、修士1年の院生に対しては、先輩院生が質問内容を整理・明確化するために逆質問を行う場面も見られ、院生同士の交流が印象的でした。

 

 今年度の研究倫理教育プログラムは今回で一区切りとなりますが、研究倫理は研究活動の全過程において常に意識されるべきものです。今後も院生同士が互いに確認し合いながら、研究倫理への意識を高め合う雰囲気が育まれることを期待しています。

 

                                            (文責;沖倉智美)


         

      

      

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