仏教学部

仏教学部では、知識・技能、思考・判断・表現、関心・意欲・態度の項目において、学科において学位授与方針を定めています。それは、本学の教育ビジョン・建学の精神「智慧と慈悲の実践」にもとづきながら、「4つの人となる」（「慈悲」・「自灯明」・「中道」・「共生」の人となる）という言葉の中に、その基本的精神と願いが表現されています。仏教学部におけるさまざまな学びを活かして、より良い社会の形成と発展のために、多様な価値観を認め、他者と協働しながら、主体的かつ実践的に活かそうとする能力・資質を備えた学生に学位を授与します。

本学では、教育ビジョン「4つの人となる」ために、幅広い教養と学びの技法を身につけるための共通教育科目である「第Ⅰ類科目」、学科の専門教育科目である「第Ⅱ類科目」、資格取得とキャリア形成に関する「第Ⅲ類科目」を設置し、初年次から卒業までに学ぶ諸科目を有機的に連携・接続させた教育課程を編成しています。
仏教学部においては、専門的な知識と技能の修得を徹底するため、基礎ゼミナールや専門ゼミナールなど多くの講座で少人数教育を実施しています。さらに個別指導により、各自の関心や疑問を掘り下げ、一人ひとりの資質や能力の向上を図りながら、卒業論文・卒業研究の完成を目指すというカリキュラムを編成しています。

本学では、本学の教育ビジョンである「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成することを目指し、ディプロマ・ポリシー（学位授与方針）に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成し、社会に送り出すことを教育目標としています。そのため本学は、以下の資質・能力を備えた学生を受け入れるため、多様な選抜方法により、多面的・総合的な評価を行います。
仏教学部においては、新たな知識や他者の意見に触れることを喜びと感じ、多様な価値観を認め、自らの思索を深めようとする、開かれた姿勢をもっている学生、また、社会のさまざまな事象を自らに関わる問題として捉え、自身の学びを地域や社会に活かし、他者とともに積極的に解決していこうとする意欲をもっている学生を広く求めます。