学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

夏期研修道場(長谷寺)報告

研修テーマ:観音のこころを読む・実習する・表現する

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西国観音霊場第8番

真言宗豊山派総本山

長 谷 寺

 

 大正大学夏期研修道場は、観音さまの霊場そして真言宗豊山派の総本山という二つの顔をもつ長谷寺を道場に、17名が参加し、平成22年8月26日~29日に開催されました。
 「研修道場」は、女子学生のみの研修として昭和44年(1969)に第1回が始まり、本年で41回目です。
 浄土宗の総本山:知恩院、真言宗智山派の総本山:智積院、真言宗豊山派の総本山:長谷寺のご指導ご支援を頂き、順次に開催されています。この他に、比叡山居士林道場は男女参加、古都研修は学生、父母、OBが参加できる道場として、大正大学主催だからこそ体験できる研修として注目されています。

「観音のこころを読む・実習する・表現する」に何を学び、気づいたのでしょうか。

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  • 生まれて初めてお経を読みました。
  • 3泊4日の研修は、初めてのこと、慣れていないことの連続でした。
  • 食事も講義も「机にイス」ではなく、机に座布団に座る毎日でした。
  • お経を読む時は静座です。辛いひと時でした。
  • ご本堂の観音さまに灯明を供える一歩一歩の歩みに生まれてきてからを振り返りました。
  • 父、母のお陰を知りました。
  • 苦しいことも嫌いな人も、今の自分のためにつながっていると思いました。
  • これから僧侶となる修行中のお坊さんに出会いました。

研修道場の一日は朝5時30分~夜10時まで、時間割が組まれています。

 観音さまの心に触れるために、総本山の高僧の講話、仏教の講義、写経・塗り仏の実習、食事の作法、勤行、瞑想の毎日です。日常の自分本位の暮らしとは180度違う規則正しい生活です。また飛鳥寺、岡寺、室生寺に巡礼し、精進料理の味も研修の一こまです。

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  • 自分では気づかいほど大勢の力が自分を支えてくれていることを知りました。
  • 目的意識があれば、辛いことも苦しいことに向き合うことを学びました。

 閉講式で、小野塚管長猊下から、観音さまの教えについてお言葉を頂きました。観音さまの心は、観音経の一節にある「慈しみの眼で衆生(生きとし生けるもの)を視ることと学びました。

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◎研修道場で観音さまの心に触れ、今までの自分から観音さまの心で生きる自分に生まれ変わった皆さんは、これからの学生生活、人生を慈悲の心で精進して頂きたい、道場長として講評を申し上げました。

 

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(文責、研修道場長;小山典勇)