学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

水曜礼拝(浄土担当)

12月22日(水)本年度最後の水曜礼拝が行われました。最後の水曜礼拝の担当は浄土宗です。10月は院生、11月は浄宗会役員が勤め、今回は1年生がお勤めいたしました!

初めて大勢の人の前で法要を行うということで、緊張している学生もちらほら。でも4月に入学してから授業で教わった成果を発揮してがんばりました(^o^)
維那(お経の初めに発声したり打ち物を打つ役)などは学生が務め、お導師は浄土学研究室主任の廣川堯敏先生にお務めいただきました。

法要の内容は、浄土宗で普段のお勤めとして行われる「日常勤行式」をベースに、三尊礼という阿弥陀仏・観音菩薩・勢至菩薩を礼讃する節がついた部分で「散華(さんか)」をしました。「散華」とは花びらをかたどったものを撒いて仏さまをご供養する方法です。

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さて、今回の法要、授業の関係でリハーサルに参加できなかった学生も授業が終わったあとにかけつけて、みんなが勤める様子をみていました。その学生さんたちにいくつか感想を書いてもらいましたので、一部抜粋して紹介したいとおもいます。

  • 全体として、姿勢もよく、声も出ていて大変気持ちの良い法要だと感じた。特に維那は落ちついており、声の高さ、速さ共に適当であったと思う。(編入3年・M)
  • 三尊礼・散華を初めて外側から見た気がする。普段は内側で経を読んでいるので、どのように聞こえるか知らなかった。場所も関係していると思うが、一年生の声が響いて、とてもきれいに聞こえた気がする。しかし、華籠皿を持つとき、動きがバラバラであった気がする自分も今後気をつけていきたいと思う。(編入3年・K)
  • 今日の法要を後ろから見て、あらためて動作を揃える大事さ、背筋を伸ばす意味に気付きました。自分たちも言える立場ではないと思いますが、少し動作にバラつきがあり、やはり練習(?)不足だなと感じました。でも自分たちよりレベルが上な気がしました…。声も良く出ているし、礼讃も音があってるし、1年先輩として負けられないなと感じました。(2年・H)
  • 普段前の方で法儀実習を受けることが多いので、それほど感じることはなかったのですが、今回後ろから見て、式衆の姿勢や礼、そして華籠さばきなどの作法をうまくそろえることが、特に今回のような人数で行う時は重要であるということを改めて実感しました。今回の法要を見て、今まで主観的にやってきた勤行を客観的に見るとてもよい機会となったと思います。(2年・S)

 

みんな一様に自分以外の人が勤めているところをみることができて勉強になったようです(^_^)v
自分の動きがどのように見られているのかイメージすることができるのではないかとおもいます。もうお檀家さんたちにだらしない姿勢は見せられませんよね!
中には下級生たちの出来栄えに危機感を抱く上級生も…?(^ ^;)

さて、今回で今年度の水曜礼拝は終わりのようです。
引き続き来年度も開催される予定とのことですが、開始の日程は未定です。ご興味のあるかたは大正大学のHPをチェックしていてください。もちろん学外のかたのご見学も歓迎です(^ ^)お待ちしております。

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