学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

平成30年度コミュニケーションガイダンス

平成30年度仏教学科のコミュニケーションガイダンス

 

新入生・編入生たちは4月2日に入学式を迎え、3日から6日にわたって基礎学力テストやガイダンスに追われました。その間の5日に行われたコミュニケーションガイダンスでは、仏教学科は大学の設立宗派にあたる真言宗智山派の川崎大師 (平間寺)と浄土宗の九品仏(浄真寺)を参拝しました。

神奈川県川崎市の川崎大師では、護摩法要に参列し、お導師は藤田隆乗貫主による密教の火の修法を間近で体験しました。また藤田貫主は大正大学卒業生、非常勤講師でいらっしゃった経験から、仏教学科に入学したことのお祝いとはなむけのお言葉を頂きました。
 
  


 
川崎大師のご厚意で昼食をご馳走になり、九品仏へと向かいました。

九品仏は世田谷区の瀟洒な街並みにあり、都会の中で四季折々の自然が感じられるお寺です。

こちらでも清水住職にご挨拶を頂き、卒業生でもある職員の方からお寺の説明を頂きました。

九品仏という名前の通りに、九体の阿弥陀象が揃っているのは日本唯一だそうです。本堂と対面する形で上品堂・中本堂・下本堂と三堂が並び、それぞれに三体の阿弥陀様がいらっしゃいます。

三年に一回「お面かぶり」と呼ばれる行事(都の無形文化財)があり、本堂から上品堂に菩薩面を被った僧侶が渡ります。次の「お面かぶり」は、東京オリンピックの年の五月に予定されているそうです。



川崎大師も九品仏も宗派を代表する規模の寺院で、ご住職をはじめ職員の方々も大正大学の出身者が大勢いらっしゃり、後輩となる新入生を本当に温かくお迎えくださいました。

大正大学仏教学科に入学した誇りと、皆からの期待を胸に4年間、あるいは2年間を精一杯楽しんでほしいと思います。

 

助手 池田そのみ

副手 吉田知一

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