学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際教養コース

平成30年度「奈良&京都研修旅行」

「日本文化と仏教を学び、その魅力を世界に発信する人材を育成する」を目標に開設された仏教学科国際教養コース☆

1,2年次の基礎学習の授業履修を経て、3年次の9月に3泊4日の奈良&京都研修が行われます。

今年も現地の豪華☆講師陣のご指導の下、学生達は充実した4日間を過ごすことができました!

1日目の奈良では、仏師の吉水快聞先生と共に仏像解説散策を行いました。

日本の国宝級の仏像が最も多く存在するのは奈良!
その奈良で、本物の美術品を専門家と一緒にじっくり鑑賞することができました。

2日目の午前中は、京都市内で華道実習を行いました。
ご指導いただいたのは、未生流お家元の笹岡隆甫先生です。

笹岡先生は海外でもご活躍の若手華道家で、華道の歴史だけでなく、日本文化の発信の担い手としての活動についても詳しくお話を伺うことがきでました。

2日目の午後は、大江能楽堂でお能の講義でした。
観世流シテ方(主役の意)、橋本忠樹先生にご指導いただきました。

貴重な能面や衣装を着用させていただき、また舞台上で能の所作を体験させていただきました。

3日目の午前は、学生の個人観光の時間でした。
学生達は、事前に計画を立てた各々の目的地へ向かいました。

午後は嵐山で集合し、茶道実習でした。

ご指導いただきましたのは、表千家お家元の千葉宗立先生です。
先生のご自宅の敷地にお小間があり、こちらで濃茶の体験、また広間では薄茶をいただきました。

今年は大変幸運なことに、千葉先生の義息子様にあたる歌舞伎役者の中村梅枝さんから、歌舞伎と日本文化伝承についてのお話を伺うこともできました!






3日目の最後の工程は、京料理体験でした!
東山区の料亭「いふじ」さんで、旬の食材を活かした京料理をいただきながら、日本食について体験的に学びました。




いよいよ最終日の4日目です。

午前中はアメリカ人のネイティブガイド、ドナルド・レイノルズさんによる英語での京都観光ガイドでした!バスでの移動時間も含め、終始ドナルドさんと英語でコミュニケーションを取ることができました。





午後の工程は、京提灯作り体験でした!

京都の伝統工芸のひとつである京提灯の職人、小嶋俊先生にご指導いただき可愛らしいミニ提灯を制作、素敵なお土産ができました!

以上、今年度もとても充実した4日間の研修を無事に終えることができました☆


文責:野村島 弘美

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