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国際教養コース

国際教養コース学生生活紹介 【4年生 長谷部 りつさん】

こんにちは!
今回のブログでは国際教養コース4年生の長谷部 りつさんのブログをご紹介します。
長谷部さんは仏教学科の必修科目である「基礎仏教学」について纏めてくださいました。
4年生らしい、読み応えある内容です。
どうぞ、ご覧ください!

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はじめまして!国際教養コース 4年の長谷部りつです。

私からは、まず「宗教など自国の文化を学問として学ぶ意味」を、個人の意見ですがお話しさせてください。

実は私は、入学前は「宗教はセンシティブなもの」で「仏教もその中の1つ」だと思っていました。
また信心深くないため、大学で宗教を知るというのに、ついていけるか少し不安に思うこともありました。
しかし大学では、「学問としての仏教や他宗教」を客観的に勉強するため、むしろ今は興味深く感じています。

特に、私にとって身近な多神教(神道や仏教など)と、一神教(キリスト教やイスラム教)の違いを知ることができたのは素晴らしいことだと思っています。
自分たちの宗教や文化を客観的に知ることで、他宗教・他文化との比較が冷静にでき、先入観抜きで理解ができるようになりました。

だからこそ私は、自国の文化を「学問として客観的に学ぶ」ということは、とても意味のあることだと考えています。

その客観的に学ぶ方法の1つとして、「基礎仏教学」をご紹介します。

基礎仏教学は、仏教学部共通の必修科目で、12年生(編入生は1年目から)で週に2コマ受けることになります。
「基礎仏」と略して呼ぶことが多いです。

 “基礎なので、仏教の成り立ち、インドから中国への発展、そして日本の各宗派の概要まで、ほぼ満遍なく学べます。
それらを一通り学ぶと、興味のある宗派やジャンル(美術や思想など)が見つかります。そして他授業やゼミ、最終的には卒業論文・研究に活かすことまでできます。

私の場合、基礎仏から本覚思想や仏教の芸術に興味を持ち、3年次は国教ゼミと仏教学ゼミを掛け持ちしていました。
今は卒論を執筆していて、本覚思想の一部である「草木成仏思想」と、趣味の「擬人化作品」との関わりについて研究しています。

 

私からは、国際教養コースの学びの1つである「仏教」についてご紹介しました。
仏教学科での学びを少しでもイメージしていただけましたら幸いです。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました!

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(株)リクルート「スタディアプリ」には長谷部さんのキャンパスライフが紹介されています☆
https://shingakunet.com/gakko/SC000398/campusLife/9001431517/

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