学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

文化財・考古学コース

テキストの紹介―美術史― 

  大学の授業ではどのような本をテキストに使っているのでしょうか?
  今回は、美術史の分野をすこしのぞいてみましょう。

『関東の仏像』(2012年、大正大学出版会)



 この本は大学90周年にあたり刊行された本で、歴史学科教授の副島弘道先生の研究室で調査、研究した仏像が多数収録されています。https://www.tais.ac.jp/guide/research/publishing/backlist/e-1/

 仏像の魅力がよくわかるように大きな写真がたくさん載せられていて、仏像がつくられた当時の洗練された造形と民衆の信仰から生まれた素朴な造形の両方を見ることができます。

 それから、我が大正大学にも仏像があります!本の表紙にもなっているこの阿弥陀如来坐像です。みなさん、この仏像についてもっと知りたくありませんか?それは。。。この本を読んでくださいね!! また、授業ではこの時の調査の詳しい内容を交えて、最新の研究が学べます!


 『関東の仏像』を見ているとほんものの仏像を見に行きたくなります。そういう時はこちら!


副島弘道先生の著作『仏像に会いに行こう―美術の見方・感じ方』(1997年、東京美術)


 タイトル通り、仏像の見方・感じ方がとてもわかりやすく書かれています。「仏像ってどれも同じに見える」「どこをどう見たらいいのかわからない」という方にぜひオススメの本です。この本は1年生の授業で使います。

 美術史は作品を間近で観察することが何より大切です。ここに紹介した本は、日本の美術を勉強する楽しさを教えてくれます。

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8月20日に授業体験DAYがあります!!
11:00-11:50 御堂島正先生「考古学はどのような学問か」
12:30-13:20 加島勝先生「歴史基礎ゼミナール-『東大寺献納宝物帳』を読む-」
13:40-14:30 御堂島正先生「縄文時代の技術-石器を作る-」

21日には、オープンキャンパスがあります!

ぜひ、この機会に大正大学の文化財・考古学コースの雰囲気を見に来て、体験してください!

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