学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

文化財・考古学コース

東京国立博物館特別展見学報告


 

                               平成館エントランスの垂れ幕

 副島弘道先生の授業を履修している学生たちは、1013日に東京国立博物館で開催されていた特別展「運慶」の見学に行きました。見学会が行われた日は雨が降っていたことも影響していたのか夜には比較的会場は空いており、ゆっくりと仏像を見学することができました。



 


        副島先生の話を熱心に聞く学生たち

 特別展の展示は3章構成となっていました。
 第1章「運慶を生んだ系譜―康慶から運慶へ」に展示されていたのは運慶の父康慶が作った静岡県瑞林寺の地蔵菩薩坐像や、若き日の運慶が作った奈良県円成寺の大日如来坐像などがありました。第2章「運慶の彫刻―その独創性」では静岡県願成就院の毘沙門天立像など運慶の独自性を象徴する仏像が数多く展示されていました。第3章「運慶風の展開―運慶の息子と周辺の仏師」では運慶の子息たちの作品や運慶の作風を色濃く残す作品である奈良県東大寺の重源上人坐像などが展示されていました。

  副島先生の専門は日本美術史(彫刻史)で中でも仏像が中心です。そして先生は『運慶―その人と芸術』(2000年 吉川弘文館)といった運慶に関する本を執筆しています。
 展示会場ではみんな副島先生の解説を聞きながら展示されている仏像に見入っていました。一人で見学していては気づけないことも、先生の説明を聞くことで気づくことができたようです。