学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

文化財・考古学コース

6/29-30「日本旧石器学会」の開催と学生たちの裏方としての活躍

 2019629日(土)から30日(日)にかけて、大正大学で開催された「日本旧石器学会総会・一般研究発表・シンポジウム」では、本学学生・院生がその準備・運営・撤収に活躍しました。参加したのは文化財・考古学コースの御堂島ゼミを中心とした24年生と考古学専攻の大学院生で、合計19名です。



                  事前の打合せ



         会場への資料の運搬                     会場への案内



                 研究発表の様子

 学会は、29日には役員会・総会・一般研究発表が行われました。あいにくの小雨の中でしたが、開催前に立て看板を設置し、案内係が会場への案内プレートをもち、臨時正門や3号館前などに立って参加者を迎えました。

 午後の総会・研究発表に備えて会場の551教室で受付やポータブルのマイクなどを設置し、研究発表ではマイク係として会場からの質問者にマイクを運びました。例年参加者は100名程度とのことですが、今回は予想以上に多く、140名収容できる551教室でも立ち見が出てしまいました。それに気がついた院生・学生が椅子を運び込んで対応してくれました。

 午後遅くには翌日のポスターセッションのため、会場となる教室の椅子・机を片付け、パネルボードを設置しました。雨の中、4号館裏の倉庫から1.8×1.2mのパネルボードを5号館5階まで運ぶ作業がありましたが、協力しあって予定通り設置できました




             パネルボードの移動

 30日はシンポジウム「旧石器研究の理論と方法論の新展開」とパネルディスカッションが行われました。この日、学生は普段の1限開始よりも早い8:10集合でした。昨日いったん片付けた立て看板や受付などを再度設置し、霧雨の中、案内係が正門から要所に立ち、参加者を会場に案内しました。

 この日も120名以上の参加があり、シンポジウム・パネルディスカッションは大変活気あるものとなりました。学生・院生は当日資料の配布や、会場からの質問者へのマイクの受け渡し、役員・パネラーの弁当の配達対応などにあたりました。




         ポスターセッション会場準備              パネルディスカッションの準備




               ポスターセッションの様子



               パネルディスカッションの様子



              撤収作業

 シンンポジウム等は16時頃に終了し、その後、口頭発表会場とポスター会場の撤収・教室への復元を参加学生・院生全員で行い、2日間の裏方の仕事も滞りなく終了することができました。

 学会の役員や参加者からは、「当日の運営では、学生の皆さんが手際よく働いてくださり、また皆さんしっかりして落ち着いておられるのに感心しました。」、「学生の皆さんの気配りにも感謝です。」など学生・院生の働きに対する感謝の言葉をたくさんいただきました。

 学生や院生にとっては、研究発表やシンポジウムを通して学ぶことができたということもさることながら、運営にあたって、学年を越えて協力し、各自責任をもって仕事を行えたことも大変有意義で貴重な経験となったものと思います。

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