学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

アートからカルチュラルスタディーズ③

 

カルチュラルスタディーズコースのワークショップを担当してくださっている小林史子先生から、展覧会のお知らせをいただきました。

まずポスターをご覧ください。quiet-attentions.jpg

 

このポスターで紹介されているのが小林史子先生の作品です。

日本を代表する若手のアーティストとして世界的に活躍されている小林史子先生です。小林先生からのメッセージをお届けします。

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展覧会のご案内をさせて下さい。

来月から始まる水戸芸術館での展覧会に向けて、去年の12月から水戸にスタジオを借り滞在制作を続けています。毎週、大正大学の授業の時には東京へ戻っていますが、今は基本、水戸の住人です。
水戸は東京よりも気温が低く、先週は雪が降り道路が凍ってしまいました!寒いです…。しかし季節に負けている場合ではありません。

来月終りには、日本三大名園の一つ「偕楽園」の梅も見事なことでしょう。
私もまた一つ、新しい作品を咲かせるべく日々邁進しています。

展覧会は9ヶ国14名の女性作家による、様々な表現方法を用いたグループ展示です。
会場となる水戸芸術館は日本を代表する建築家の一人、磯崎新さんのクールな建築ですが、それ自体も必見です。

観光がてら水戸黄門さまの町へふらりと遊びに来てみませんか?



「クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発」

2011
212() 5 8(
)
水戸芸術館敷地内+現代美術ギャラリー

9:30
18:00(入場は17:30まで)

休館日:月曜日、ただし321(月祝)は開館、翌322()休館


~以下はホームページからの引用です~


社会の変化にともない、女性アーティストの表現も多様化しています。 Wack! Art and the Feminism Revolution (2007、ロサンゼルス近代美術館) Femmes@Pompidou(2009-2010、ポンピドゥセンター、パリ)など、2000年以降、女性とアートの関係を再考する展覧会が各地で開催されていますが、本展では、韓 国、ブラジル、インドといった近年現代美術で注目を浴びている地域のアーティストを含めた9カ国14名の近作・新作インスタレーションや立体作品を通し、 新世代の女性アーティストたちの現在進行形を紹介します。写真や映像、音や立体、ドローイングなど、さまざまな要素を用いた作品世界が現れます。

参加アーティストたちは、音や気配、身振り、記憶やゆるやかな時間の流れといった事象に注目しながら独自の世界を創出し、インスタレーションという形式を「閉じられた世界」をつくるためでなく、他者との対話や交信のための「開かれた場」として開放しています。


本展は、耳を澄まし、眼をこらせば見えてくる、私たちの身の回りにある多声的な美の世界に人々をいざないます。

会期中は小説家や建築家、アクティヴィストや料理ユニットなどを迎え、パフォーマンスやイベント、ワークショップが展開されます。


イベントなど、詳細は水戸芸術館H.P.をごらん下さい↓
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=15

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水戸芸術館は日本のモダンアートの拠点の一つ、小林史子先生のご活躍はカルチュラルスタディーズコースにとっても、大いなる誇りです

 

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