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国際文化コース

カルスタ夏休み通信③8月27日、28日のオープンキャンパスのお知らせ

夏休みをいかがお過ごしでしょうか。夏.jpg

8月27日、28日はオープンキャンパスです。カルチュラルスタディーズコースでは、さまざまな文化研究の実践をご紹介するプログラムを用意してお待ちしています。

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8月27日午前

コースセミナー:大正大学のカルチュラルスタディーズコースが実践している文化研究の多様な側面を、「『ワンピース』と海賊と正義」、「『鋼の錬金術師』と『フランケンシュタイン』」、「現代の神話としての『エヴァンゲリオン』」、「赤ずきんがいっぱい:少女と狼のかけひき」、「吸血鬼の比較文化」など、これまでの模擬授業のテーマを振り返り、また、学生の研究成果を踏まえて、具体的にご紹介いたします。(担当は伊藤淑子です。2年生の学生スタッフによるコース紹介もあります。)024.JPG

模擬授業:「神の世界」を文化探検する ―― 「神」という存在を私たちはこの目で実際に見ることはできません。カメラに写すこともできません。それなのに、私たちは「神」を思い描き、信仰し、あるいは「人間とは何か」を考えるための対比としてきました。文化を考えるときに、「神」という存在にたいして私たちがどのような想像力を働かせてきたかという考察は欠かせません。今回は南ヨーロッパの巡礼を取り上げ、人間が想像する「神の世界」をのぞいてみましょう。目に見えない「神」を、文化がどのように可視化してきたのか、いっしょに探求しましょう。(担当は岩城久哲です) 

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 8月27日午後

コースセミナー:カルチュラルスタディーズコースのカリキュラムを説明するとともに、「基礎ゼミ」「異文化の理解」「異文化研究の展開」「異文化特別研究」「ワークショップ」など、1,2年生が履修する授業のテーマや内容の一端を紹介いたします。どのように授業が行われ、どのような課題が出されるのか、どのような到達目標が設定され、どのような力がつくのか、カルチュラルスタディーズコースがどのような学生を育てたいと考えているのか、学生に何を期待しているか、これまでのコースセミナーの内容にさらに踏み込んで、具体的にお話いたします。(担当は伊藤淑子です。2年生の学生スタッフによるコース紹介もあります。)

模擬授業:「 あらわな文化」と「かくれた文化」――文化には明確に意識できる違いと、無意識のうちに習慣化された違いがあります。日本人は箸を使い、西洋人はナイフとフォークを使う、これは明らかに認識できる「あらわな文化」の相違。では、日本人がスプーンでスープを飲むとき、西洋人と同じようなスプーンの使い方をするでしょうか? 実は、多くの日本人は西欧人とは違う使い方をするのです。 外面的、表面的に文化をコピーすることができても、そっくりとはいきません。アニメやマンガはいまや日本の文化として世界に輸出されていますが、もとはアメコミやディズニーによって啓発された文化、ディズニーのようなアニメを作ろう、と意識して手塚治虫は独自の作品を創作します。「あらわな文化」と「かくれた文化」のダイナミックな創造性をいっしょに考察しましょう。(担当は星川啓慈です。) 

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8月28日午前

コースセミナー:6月、7月に行われたオープンキャンパスのアンケートや個別相談で寄せられた質問にお答えしながら、カルチュラルスタディーズコースのカリキュラム、卒業までの到達目標を説明いたします。後半は2年生学生による模擬発表を計画しています。コミュニケーション能力の重要性がさまざまに議論されている現在ですが、カルチュラルスタディーズコースで力を入れているのが、「伝える力」をつけることです。「オリジナリティを含むテーマ」を発見し、「何を伝えたいのか」をはっきりと意識し、「相手に伝わることば」を獲得し、「相手を説得する論理性」をもつことはとてもむずかしいことです。自分のスタイルで情報発信ができるように、学生たちは試行錯誤を繰り返しつつ、その力を自分のものにしていきます。(担当は伊藤淑子です。)

 

模擬授業:気まぐれな時間、時間と文化――「時間」とは不思議なもの、人間は時間をコントロールすることを夢見てきました。「タイムマシーン」に「不老長寿の薬」など、一見ファンタジーでしかないものが、じつは科学の原動力であったりもします。そして科学技術、工業の発達ともに、私たちの時間感覚も変化しています。帆船で航海していた時代とジェット機の時代、東海道を歩いて旅していた時代と新幹線の時代、時間のとらえ方、スピードの認識が同じであるわけがありません。多くの人びとが「時間」について考えてきました。私たちは、無意識のうちに、自分たちの感覚に基づいて客観的な時間があると思い込んでいます。しかし、よく考えてみると、はたしてそんなものがあるでしょうか。そもそも、楽しい時間は短く、嫌な時間は長く感じるというのは日常的なことです。文化の視点から、「時間」の不思議について考えてみましょう。(担当は星川啓慈です。)

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 8月28日午後はAOフォーラムです。大学全体の企画に参加して、AO出願のための要件、注意点をご確認ください。

その後、コースに分かれて、説明と相談を行います。カルチュラルスタディーズコースでは、一次審査のコース別課題について、出題のねらい、論述の注意点など説明いたします。個別の質問にもお答えいたしますので、AO入試をお考えの受験生は、ぜひご参加ください。

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たくさんの方のご来場をお待ちしています。 ♪♪♪夏②.jpgのサムネール画像

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

   
 

 

 
 
     
 

 

 
 
     
 

 

 

 

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