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「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

オープンキャンパスでカルチュラルスタディーズコースを体験しよう!

8月23日、24日はオープンキャンパス。大学.jpgのサムネール画像

受験生のみなさんにとって大切な夏休み、勉強に、志望校の情報収集に、忙しく過ごしていらっしゃることと思います。夏の締めくくりに、あるいは受験校選びの最終確認に、ぜひ、カルチュラルスタディーズコースのコース紹介、学び場(研究室)紹介、模擬授業の会場にお越しください。

カルチュラルスタディーズコースってどんなことをするのだろう、という素朴な疑問を抱いていらっしゃる方も、もうすでに何度もカルチュラルスタディーズコースの企画を体験してくださった方も、それぞれに新しい発見があり、有意義な体験をしていただけるように、準備してお待ちしています。

23日10:50からのコース紹介では、カルチュラルスタディーズがどのような文化研究に取り組むのか、私たちの研究の基軸がどこにあるのか、カリキュラムを紹介しながらお話します。カルチュラルスタディーズコースでは1年生の終わりに所属ゼミを、学生の希望をもとに決めます。それぞれのゼミが取り組んでいる活動も紹介したいと考えています。発表.jpg

23日13:00からは学び場紹介。在学生たちといっしょに、普段のカルチュラルスタディーズコースの雰囲気にふれてください。午前中のコース紹介は学びの「内容」が中心になりますが、午後の「学び場体験」では、学びの「方法」に重点をおいて紹介したいと思います。カルチュラルスタディーズコースは、知識を学ぶ(インプット)するだけではなく、知識や情報をもとに考察し、オリジナリティのある見解を発信(アウトプット)する力を培うことが重要だと考えているのです。カルチュラルスタディーズコースではプレゼンテーション(口頭発表、ポスターセッション、論文執筆)の機会がたくさんあります。自分の考えをどのように伝えるか、いっしょに体験しましょう。

上級生による研究発表、上級生をまじえたディスカッション体験、上級生手作りの紙芝居によるコース紹介のパフォーマンスなど、楽しい企画を用意しています。仲間.jpg

24日はさらに一歩踏み込んだコース紹介。授業のシラバスや4年間のカリキュラムの流れを説明し、卒業までの到達目標を具体的にご紹介します。その4年間で培った力をもとに、在学している4年生や卒業生がどのような研究テーマに取り組み、どのように就職活動や進学準備をしているかを紹介します。未来に、社会につながる大学生活を、カルチュラルスタディーズコースでデザインしたい、と意欲的に考える方たちが入学を目指してくださることが私たちの願いです。

24日はコース紹介に続いて、「ジブリ『風立ちぬ』を考える:戦争と平和の文化学」と題して模擬授業を展開します。

昨年の夏に公開された『風立ちぬ』は海外でも話題になりました。ジブリはもはや国際的な文化現象です。しかし高い評価を得る一方で、賛否両論、批判の声が上がったのもたしかです。批判の論調は、零戦という戦闘機、戦争の道具の開発を無反省にロマンチックに描きすぎているというものでした。戦闘機.jpg

学問的なバックグラウンドと分析のスタンスの異なるカルチュラルスタディーズコースの教員二人で、それぞれの視点から『風立ちぬ』を論じます。文化研究において、最初から意見や見解が一致するということはあり得ません。同じものを異なる視点から見て、相手の意見も尊重しながら自分の見解を説得力のあることばで主張できるようになることが目標です。それこそが「ホンモノ」のコミュニケーション力です。ぜひ受験生のみなさんもこのコミュニケーションに加わってください。意見が対立してもなごやかな協力関係を維持できるカルチュラルスタディーズコースの「秘密」を体験してください。

午後はAOフォーラムのあと、コース別説明会場で、カルチュラルスタディーズコースがAO入試の受験生に期待すること、コース別課題の出題の意図などを説明させていただき、個別の質問にお答えしたいと考えています。

8月23日、24日、キャンパスでたくさんのカルチュラルスタディーズコース志望の受験生にお目にかかれることを楽しみにしています。

 伊藤淑子

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