学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

藤田令伊先生の新刊のご紹介:『アート鑑賞、超入門! 7つの視点』 (集英社新書)

羊2.jpg冬休みをはさんで新年を迎え、カルチュラルスタディーズコースの学生たちも、それぞれに新しい目標を設定し、勉学に励んでいます。課題提出や学期末試験に追われる季節の到来ですが、この忙しさのなかにこそ、ともに学ぶ喜びがあります。

さて、今回は教員の「仕事」の紹介です。

「ワークショップ(異文化)」の授業をご担当いただいている藤田令伊先生が、集英社から『アート鑑賞、超入門! 7つの視点』を上梓されました。

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藤田先生からメッセージをいただきました。

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「アート」と「アートをみる」ことは必ずしも同じテーマではないとご存じでしょうか? この本は「アート」ではなく「アートをみる」ことに特化して探究したものです。

私たちはふだん「アートをみる」こと、つまり「鑑賞」について取り立てて意識したことはほとんどないのではないでしょうか。「アートをみる」ことなど適当にすればよいのであって、改めて考えたり学んだりする必要はないと思われているかもしれません。しかし、「アートをみる」ことを掘り下げれば、アート鑑賞の楽しみが増し、鑑賞力が養われます。さらには人間的な成長を果たすことも可能だと私は考えています。

これまで「アート」の本はたくさんあっても、「アートをみる」ことを導いてくれる本はほとんどありませんでした。本書が読んでくださった人それぞれのアート鑑賞を深める小さな石つぶてとなればと願っています。

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藤田先生の本に導かれて、「アート」から「アートをみる」へ、アートの鑑賞力を高めてみませんか。

カルチュラルスタディーズコースの学生はもちろん、他コースの学生さんにもお薦めの一冊です。

伊藤淑子

 

 

 

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